冬野菜の代表の一つでもある白菜ですが、なんとこの白菜を食べ過ぎた女性が昏睡状態になってしまったそうです。
このニュースをきっかけに「白菜を生で食べるのって危険なの？」と思われた方のために、今回は白菜を生で食べるのは危険なのか。
どのくらいが適量なのか、調べたことをまとめておきたいと思います。
白菜を食べて昏睡状態に？！何が危険なのか
今回のニュースは日刊SPAさんの「銀杏、白菜…食べ過ぎると危険な食材」を参考にさせていただきました。
確認したら2014年の記事で、しかも「こんな女性がいたということが医学誌に載っていた」と記載があるので、実際に昏睡状態になった女性がいたのはもっと前のことなのでしょうね。
他にも「白菜 生 危険」と調べると、同じニュースがたくさん出てきます。
いまだに白菜について調べていると「白菜 生 危険」と出てくるので、心配される方は多くいるのかなあと感じました。
結論から言うと「白菜は生で食べても危険じゃありません」
ではなぜこの女性が昏睡状態に陥ってしまったのかと言うと、
医学誌『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』によると、88歳の中国人女性が昏睡状態で病院に運ばれたが、実はその女性、数か月間、糖尿病をコントロールするために、一日約900g～1.36kgの生の白菜を食べていたそう。
サイトの記事から察するに「大量に食べていた」ことがわかります。
では約１キロの白菜ってどのくらいかと言うと、平均的な白菜（大体全長30cm位）の1/2程度。
大体↑このくらい。
小ぶりな白菜なら一玉で1キロくらいのものもあるかも知れませんね。
頑張れば食べられないこともない・・・と言う量ですよね＾＾；
ただこの女性はそれを数ヶ月間食べ続けたことと、高齢だったこと、もしかしたら持病も関係していたのかもしれません。
ちなみに同じ量を「加熱して食べる」分には問題ありません。
それはなぜか。
今回の昏睡状態に至った理由が「ミロシナーゼの過剰摂取」が原因だったからです。
この大根などのアブラナ科の野菜に含まれるミロシナーゼという酵素は、大量に摂取してしまうと、甲状腺ホルモンの分泌に必要なヨウ素の取り込みができなくなり、それによってホルモン濃度が低下すると疲労、呼吸器不全など、様々な体の不調を引き起こすことになります。
そしてミロシナーゼは加熱すると活性を失うので、加熱して同じ量を食べる分には問題ないようです。
ただ野菜に限らず、食生活で大切なことは「いろいろな食材をバランスよく食べる」ことです。
何か一つの食材、成分だけを摂るって、体に良くないんですよね。
キャベツダイエット、りんごダイエット・・・色々と流行もありましたが、本当におすすめできません。
なので、白菜もサラダや漬物にして、適量を生で食べる分には問題ありません。
安心しておいしく食べましょうね＾＾
白菜のおいしい食べ方＜漬物編＞
白菜は浅漬けだと簡単に作ることができますし、市販で見かける白菜の漬物も、実は簡単に手作りすることができるんですよ。
白菜の浅漬けは、切った白菜と調味料と混ぜて時間を置くだけです。
以下の材料をお好みで組み合わせて、その時の気分で作ってみるのも楽しいですよ。
- 塩
- ほんだし
- 塩昆布
- 昆布茶
- 昆布
- 唐辛子
- ゆず
また塩もみした白菜にキムチの素を合えれば、即席キムチの完成です。
他にも、私が作っている白菜の漬物レシピに似ているものを見つけたので、ご紹介しますね。
白菜を干したり、少し手間がかかりますが、売っているものより安心しておいしい漬物を食べることができますよ。
良かったら参考にしてみてくださいね。
白菜のおいしい食べ方＜サラダ編＞
白菜のサラダは大好きなので、家で良く作っているものをご紹介します。
どれも簡単でとってもおいしいですよ。
- おかかサラダ・・・千切りにした白菜に、ごま油、鰹節、醤油をかけるだけ。
- コールスロー・・・塩もみした白菜に、ハムやきゅうり、コーンを合わせて、マヨネーズ、ほんだし、塩、お砂糖をお好みで。
- 甘酢サラダ・・・脂っこいメイン料理の時に。塩もみした白菜に砂糖、酢、塩、オリーブオイルを和える。
ぜひ試してみてくださいね。
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