スティックセニョールは生で食べられる?<ゆで方・レシピ>ブロッコリーとの違いについて

スティックセニョールはあまりスーパーや八百屋さんでも見かけることが少ない野菜ですね。

でもかわいらしい形をしていて、ブロッコリーよりも手軽に食べることができる野菜です。

緑黄色野菜なので栄養も豊富。

そんなスティックセニョールは生で食べられるのか、ゆで方や調理、おいしいレシピを今回はご紹介します。

ブロッコリーとの違いについても説明していますので、参考にしてみてくださいね。

スティックセニョールの別名

ここで紹介しているスティックセニョールですが、以下のような名前で呼ばれることもあります。

全てこちらで紹介しているスティックセニョールのことですので、ご注意ください。

  • ブロッコリー二
  • スティックブロッコリー
  • 茎ブロッコリー

また、スティックセニョールはブロッコリーとカイランという中国野菜のかけ合わせでできた品種です。

ブロッコリーの親戚のようなものだと覚えておいてくださいね。

スティックセニョールは生食可能です

ただし、場合によっては生で食べられないスティックセニョールもあるようなので、説明します。

私が初めてスーパーでスティックセニョールを買った時は、店員さんに「生でそのまま食べられるからおいしいのよ」と勧められたので購入しました。

実際、洗ってマヨネーズをつけて食べたところ、コリコリとした食感が楽しくとてもおいしかったです。

ただ調べていると、生食について載っているサイトが少なく・・・

さらに調べてみると、スティックセニョールでもかなり茎の太いものもあるようで、そういったスティックセニョールは加熱しなければ固くて食べられないのかな、と思いました。

基本的にスティックセニョールをはじめとするブロッコリーなどのアブラナ科の野菜は、ほとんど生で食べることができないようです。

実際に「生で食べられる」ということを売りにしている農家さんもいらっしゃるようなので、スティックセニョールが全て生で食べられるというわけではないのかもしれません。

生でもおいしいスティックセニョールを販売されているサイト

なので、結論としては購入の際に生食が可能なスティックセニョールかどうか、確認することをおすすめします。

パッケージに記載があるかもしれませんし、聞けば店員さんが教えてくださるかもしれません。

どうしても不明な場合は、念のため加熱調理して食べるのが良いでしょう。

ゆで方・調理の方法について

ブロッコリーより細いスティックセニョールですから、ゆでる場合は短時間にしましょう。

炒め物もとてもおいしいです。

スティックセニョールはβ-カロテンやビタミン、ミネラル、食物繊維を豊富に含んでいますので、ゆで時間が長いと栄養が流れてしまいます。

気になる方はレンジ調理がおすすめです。

ゆで方

鍋にたっぷりのお湯を沸かします。

スティックセニョールは、花芽の部分と茎の部分を切って分けておきます。
お湯が沸騰したら塩を入れて、まずは茎の方を1分ゆでます。

次に花芽の方を入れてさらに1分ゆでたらザルに取ってください。

入れるお塩を少し多くすると塩味がつくので、スティックセニョールの甘みが引き立ちそのままでもおいしく食べることができます。

レンジ調理

洗ったスティックセニョールを耐熱容器に入れる。

蓋をして600wのレンジで2分温める。

蓋のできない容器ならふんわりラップをしましょう。

食べやすい大きさにカットしてから温める場合は、1分くらいの温めで様子を見ましょう。

スティックセニョールの茎の太さによっても加熱時間は異なりますので、調節してくださいね。

茎が太い場合のレンジ調理

茎が太いスティックセニョールの場合は、洗ったあと縦に包丁で切るか、手で割いて半分にしましょう。

そのあとは同様にレンジで2分加熱してください。

さらに時短のレンジ調理

さらに時短で調理したい場合は、洗ったスティックセニョールをラップに包んで1分チンしましょう。

茎が太い場合は、縦に切るか手で割いてください。

ラップの方が容器がない分温まりやすいので時間が短くなります。

ただ取り出す時に火傷をしないよう注意してください。

炒め方

スティックセニョールは下ゆでなしで、そのまま炒め物に使うことができます。

洗ったスティックセニョールを食べやすい大きさに切って、茎から炒め、油が回ったところで花芽も追加して炒めると良いでしょう。

気になる方は上で紹介した方法より短い時間でゆでるか、レンジ調理した後、炒めるようにしてください。

ニンニクと炒めたり、ベーコンや他の野菜と炒めてもおいしいのでぜひ試してみてくださいね。

おいしいレシピ紹介

ゆでる(レンジ加熱)・・・そのまま塩多めでゆでて食べてもおいしいですし、マヨネーズやお味噌も合います。

和える・・・ごま和え、からし和え、ごまだれ和え(すりごま、味噌、マヨネーズ、砂糖、牛乳少々)、ゆで卵とマヨサラダなど。

炒める・・・ベーコンとニンニクでペペロンチーニ風、卵とコンソメで炒める、きのことバターソテーなど。

焼く・・・豚バラで肉巻き、ベーコンを巻いて焼くなど。(フライパンの蓋をして蒸せば下ゆで要らずです)

揚げる・・・フリッター(洋風天ぷら)、フライ(お肉を巻いても)

基本的にはブロッコリーと同じような用途で使うことができます。

ただ茎が細いと火の通りが良いので、持ち味の食感をなくさないために加熱しすぎないように注意しましょう。

ブロッコリーとの違いとは

記事冒頭でも紹介しましたが、スティックセニョールはブロッコリーと中国野菜カイランのかけ合わせで作られました。

なので、ブロッコリーの種類としても紹介されています。

カイランは馴染みのない人も多いかと思いますが、簡単に説明するとスティックセニョールの花芽がない状態に近いです。

茎は太めでアスパラのように歯応えがあり、甘みもあり、味自体は始めからブロッコリーにも似ているようです。

花芽もブロッコリーに似ています。

なので、このカイランに葉が少なくなり、ブロッコリーの花芽がセットになったものが「スティックセニョール」と説明するのがわかりやすいかなと思います。

国内ではカイランの生産は非常に少ないそうなので、もし見かけたら食べてみてはいかがでしょうか。

私もとても食べてみたいです!

種は売っているようなので、家庭菜園で育てることもできます。

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