トマトが黒くても食べられる場合の見分け方<斑点・カビ・虫・穴・汚れ>

お店で売られているトマトが黒い!ということはありませんが、自分で栽培されている方は育てているトマトが黒く変色してしまったらびっくりしますよね。

大切に育てたトマトに黒い斑点があったり、すじができたり、中まで黒くなってしまったら、本当にショックだと思います。

私は大きなトマトは育てたことはありませんが、こういった野菜の知識は、生産者の方の苦労を少しでも知ることができるのではと思っています。

食べるものを作る、育てるって、本当に大変なんですね。

今回はそんなトマトが黒くなってしまう理由を症状別にまとめてみましたので、ぜひチェックしてください。

トマトが黒くなる理由

トマトがどんな風に黒くなっているかで、原因を分けてまとめました。

黒い点々ができている→カビが生えてしまった

トマトのカビについては、以前も記事にしました。

トマトのカビの原因とは!ヘタを切ったり表面を洗えば食べられるの?

2019.04.16

詳しくは上の記事で説明していますが、トマトは白いカビ、黒いカビ、どちらも発生する可能性があります。

白カビも黒カビも、カビそのものには毒性はありません。

白カビの場合は、うっかり口にしてしまったとしても心配することはないでしょう。

ただ黒カビが出す胞子は、喘息やアレルギーの原因になったり、怖い話ですが傷口などから侵入すると、黒色真菌症を発症してしまうこともあるそうです。

もしカビの発生を見つけたら、もったいないですが廃棄一択。

白カビはヘタの部分に発生しやすく、それ以外は果肉部分に黒っぽいような、緑がかったようなカビが発生します。

一見外側だけに思えても、中まで腐っている可能性が高いので注意してください。

カビが生えないようにするには、ヘタを取っておくことと、涼しい場所で保存すること。

冬場なら常温でも構いませんが、夏はよく洗ってヘタを取った後、キッチンペーパーを敷いたタッパーなどに入れて蓋をして冷蔵庫に保存しておくと良いでしょう。

冷凍保存も可能ですが、やはりすぐに食べるのが鮮度も味も良くおすすめです。

ヘタと反対の下部分が黒くなっている→尻腐れ病(闇落ちトマト)

最近耳にする方も増えたかもしれませんが、尻腐れ病、闇落ちトマトというものがあります。

どちらも呼び方が違うだけで同じ症状です。

この原因はトマトを栽培する際に甘みを強くしようと節水した結果起きる生理現象です。

原因のほとんどは、水を控えたことによってカルシウムを吸収することができず起こります。

黒いアザのようで毒々しくうつるかもしれませんが、この尻腐れ病(闇落ちトマト)は黒い所を取れば食べることができます。

しかも、昔から非常に甘いトマトとして有名だそうです。

その証拠に、切ってみると断面も高密度でぎゅっとおいしさが詰まっているのがわかります。

まれに中まで黒くなってしまったトマトは食べることができませんが、美味しく食べられるならぜひ食べてみたいですね。

ただ、この尻腐れ病(闇落ちトマト)がおいしいのには条件があり、

春に糖度を上げるため栽培したトマトじゃないと甘くありません

特に春のフルーツトマトの尻腐れ(闇落ち)は糖度が高くておいしいようです。

現在は生産技術も上がり年中栽培することが可能になったトマトですが、やはり気候の関係上、夏場から冬にかけて起きた尻腐れは窒素過剰などで発生したもので、味も異なります。

夏から栽培するトマトは糖度を上げることが難しいので、季節によって尻腐れ(闇落ちトマト)は食べることができると覚えておくと良いかもしれません。

穴が空いている→虫に食べられた

最後に紹介するのは、虫に食べられて穴があき、黒くなってしまった場合です。

トマトを食べるのは一般的にオオタバコガ、もしくはタバコガ。

小さいウネウネと動く虫で・・・個人的に苦手なので写真は避けます。(見たい人は調べてみてね)

穴が二箇所開いていたら、害虫が出入りしている決定的な証拠です。

茎やトマトの中に入って日中隠れていたりするので、なかなか薬剤も効かず厄介。

穴が空いたトマトを割いて、中にいる虫を捕殺するのが一番手っ取り早いです。

被害が大きいと、トマトが全滅、茎も切断・・・ということになってしまうので、育てているトマトに穴が開いていたら早急に対処しましょう。

https://twitter.com/naruharukaze/status/1545328418463821826

ネットをかけて対策される方も多いみたいです。

もしかしたら・・・汚れているだけ?

私、この経験良くあります(笑)

ヘタの根本あたりに黒い斑点のようなものがあるので、カビかと一瞬思うのですが、洗うと消えます。

土汚れが点々に残っていたりすると、カビと勘違いしてしまうこともありますよね。

土汚れの方が、土がこびりついているので、触るとザラザラしています。

勘違いして捨ててしまったらとてももったいないので、わからない場合はきちんと洗って確認してみてください。

生産者さんに感謝を込めて

糖度高く作ろうとして節水すれば、尻腐れになったり、

薬剤を少なくすれば虫がついたり・・・

生産者さんの苦労、負担はとても大きいものだなあと改めて感じますね。

昨今は夏の猛暑もありますから、育ててくださっている方には本当に頭が下がります。

これからもできるだけロスを無くして、おいしくいただきたいと思います。

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