長芋の皮が赤い時やすりおろした後の変色について!賞味期限の目安とは 

長芋がなんだか赤くなっている、またはうっすらピンク色になってきた!

なんて時は、食べられるのかな?と心配になってしまいますよね。

 

今回はそんな長芋の皮が赤い時や、すりおろした後の変色についてまとめました。

どうしたら赤くならないのか、すりおろしても変色しないかがわかりますよ^^

 

また長芋の賞味期限も詳しく紹介しているので、保存の参考にしてくださいね。

長芋の皮が赤くなるのはなぜか

長芋が赤くなってしまうのは、直射日光に当たりすぎたことで、灰汁(あく)が強くなってしまったことが原因です。

また常温で保存するなど、保存する方法を間違ってしまった場合に色が変わってしまうのですね。

赤くなっただけでは傷んではいません。

でも傷んでしまった長芋との違いがわからないというときは、

  • カビが生えていないか
  • 触ったときに柔らかくブニブニしていないか

などに、注目してみてください。

もし、そのような兆候が見られるならば、その長芋は傷んでいるといえます。

基本的には購入後の保存状態で赤くなることが多いですが、お店の店頭で見切り品になった長芋もたまに赤いことがあります。

購入するときは、気をつけて確認してくださいね。

 

赤くなった長芋は食べられるの?

皮が赤くなった長芋も、基本的には食べることができます。

ただし先程も書いたとおり、赤く変色してしまった長芋は灰汁(あく)が強くなってしまっています。

 

特に皮や、皮の付近に灰汁(あく)が多く含まれているため、皮は厚めにむくようにしましょう。

また繊維に沿って縦切りにすると、灰汁(あく)が出にくくなるようです。

 

とろろなどすってそのまま食べるよりも、火を通して食べた方がえぐみを感じにくいですよ。

以上のようなことに注意しながら、できるだけ早めに食べるようにしましょう。

長芋が赤くなるのを防ぐ方法

長芋の皮を赤くしないためには、とにかく保存方法が重要です。

初めに書いたとおり常温で保存してしまうと、皮が赤くなる大きな原因になるので絶対にやめましょう。

 

上手に保存するには長芋を新聞紙でくるみ、さらにビニール袋に入れて、冷暗所で保存するとよいでしょう。

新聞紙は通気性がよく、乾燥やムレを防ぐことができます。

ビニール袋は、山芋の水分を保つ働きがあります。

 

新聞紙とビニール袋を利用することで、長芋が成長する、土の中と同じような状態を作り出せます。

それが、長芋にとって、最もよい環境なのです。

 

すりおろした後に変色するのはなぜ?

すりおろした長芋が赤く変色してしまうのは、酸化が原因です。

例えばりんごやなすなども、カットした後に放置していると、黒くなったり色が変わってしまいますよね。

それと同じような状態になります。

詳しく説明すると、長芋に含まれるポリフェノールオイシターゼという成分が酸素に触れることで、色が変わってしまいます。

ポリフェノールというと、ワインなどを思い浮かべる方も多いと思いますが、長芋にも含まれているんですね。

こちらの場合も、皮が変色してしまったときと同じく食べたとしても問題はありません。

ただ異臭がしたりなどした場合は、腐っている可能性が高いので、そのときは、食べないようにしましょう。

 

赤くなった長芋に味の変化はあるの?

変色した長芋のすりおろしは、普通の長芋のすりおろしと、特に味の違いはありません。

 

皮が赤くなった長芋は灰汁(あく)が強くなってしまっているので味に違いがある可能性もありますが、こちらの場合は酸化しただけなので、味に変化はないのですね。

 

黒くなったりんごを食べても、特に味が変わっていたりしませんよね。

それと同じ感じです。

色が変わっていると、なんだか気持ちが悪いと感じる人もいるかもしれませんが、安心して食べてくださいね。

すりおろした長芋の変色を防ぐコツ

すりおろした長芋は、実はとても簡単な方法で変色を防ぐことができます。

それはすりおろした長芋に、酢を2、3滴加えるだけです。

またカットしてある長芋を購入して全部使い切れずにとっておく場合は、切り口をラップでくるんでおくことで、空気に触れることが無くなるため、変色を防ぐことができます。

このとき切り口に酢を塗っておくと、さらによいですね。

お店で、カットしてある長芋を購入するときも、切り口に注目して変色していないかを確かめて買うようにするとよいでしょう。

 

長芋の賞味期限の目安とは

長芋は丸ごとの状態だと、適切に保存すればおよそ1ヶ月程度、おいしく食べることができます。

またおがくずの中に入れて長芋を保存する場合は、2ヶ月から3ヶ月、おいしい状態で保存できるようですよ。

カットしてある長芋の場合は、適切な状態で保存してあれば約1週間程保存できるようです。

すりおろした長芋は、冷凍することで1ヶ月位保存することができます。

ただいずれの場合も賞味期限の目安なので、できるだけ早めに食べるに越したことはないですよ。

長芋を長持ちさせる方法

長芋を長持ちさせるには、状態に合わせた保存方法をきちんととることが重要です。

これまでと内容が重なる部分も多くなりますが、

  • 長芋が丸ごとの場合は、新聞紙とビニール袋を利用して、冷暗所で保存します。
  • 購入したときにおがくずの中に入っている場合は、そのまま冷暗所で保存しましょう。
  • カットしてある場合は、切り口をラップでくるみ、さらに酢を塗っておきましょう。
  • すりおろした長芋は、酢を2、3滴たらしておきます。
  • 食べきれない場合は、冷凍して保存しましょう。

 

あとがき

長芋は常温保存や直射日光に当たることで赤くなってしまうんですね。

買ってきた後も早めに使うか、保存方法に気をつけるようにしましょう^^

野菜が赤く変色してしまうことは良くあるので、ほかの野菜も気になる場合はこちらの記事も参考にしてくださいね。

 

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