さつまいもの見分け方・選び方【大きさや形・種類についても説明します】

ホクホクとした食感と優しい甘みがおいしいさつまいも。

肌寒くなる季節は焼き芋が恋しくなります^^

今回はそんなさつまいもの見分け方・選び方をご紹介します。

大きさや形など、細かい点をピックアップしたので参考にしてくださいね。

紫芋や安納芋、ヤーコンなど他の種類との違いや特徴もまとめました。

また腐った(傷んでしまった)さつまいもの見分け方も説明しているので、困った時にお役立ていただけると嬉しいです^^

おいしいさつまいもの見分け方・選び方

  • 全体的に太い(ラグビーボールのような形)
  • 鮮やかな紅色
  • 手にした時にずっしりとした重みがある
  • 皮にツヤがある
  • ヒゲの根が少ない
  • 蜜がにじみ出ている(皮もしくは切り口)
  • さつまいもの皮の色が均一
  • さつまいもの皮の表面にデコボコがなくなめらか
  • 収穫後2~3ヶ月のさつまいも
  • 適度に小さいもの
  • さつまいもの表面に傷がないもしくは傷が少ない
  • 黒い斑点がない
  • 変色していない
  • 全体的にハリがある
  • 溝が縦に並んでいる

 

まずは色・ツヤ・大きさ(太さ)についてお話します。

上のような見た目が良好なさつまいもは“健康に育っている“という証拠になります。

そのため色やツヤ、大きさ(太さ)等の見た目が良好なさつまいもは中の状態も非常に良いです。

そして蜜があるさつまいもは、蜜が皮や切り口から出ていることが多いです。

これは中だけでは収まりきれない蜜が外に溢れ出てきているんですね。

蜜が出ているさつまいもは非常に甘いので、この点も抑えておきましょう^^

そしてヒゲの根が短いもの、ないものは繊維が少ないためホクホクのさつまいもです。

大きさや形で鮮度を知る方法

重ねて同じ説明になりますが、

さつまいもの皮の色が良く、ツヤがあり、適度に太くてラグビーボールのような形をしていて、表面のくぼみが浅く、切り口または皮から蜜が出ているさつまいもは非常に鮮度の良いさつまいもになります。

こうした見た目の良いさつまいもは味も鮮度も良いという証拠なので“健康なさつまいも“と言えます。

健康なさつまいもだからこそ“鮮度がいい“とも言えます。

さつまいもを実際に選ぶ時は、手に持って重さや触り心地等をチェックしてから購入すると、鮮度の良いさつまいもを購入することができます。

 

腐った(傷んだ)さつまいもの見分け方

腐ったり、傷んださつまいもの見分け方はすごく簡単です。

見た目で判断する場合はこれらになります。

  • 水分が抜けてシワシワしていて小さいもの
  • カビが生えている

 

見て、触って判断する場合はこれらになります。

  • 柔らかくてグニョグヨする
  • 臭いがする
  • 触るとヌルヌルする
  • 軽く押すとハリがなくへこむ

 

さつまいもの腐りや傷みは見た目と臭い、触れば判断することができます。

ちなみに、加熱調理した際にさつまいもが黒や緑色に変色してしまったりする場合は腐りや傷みではないので全く問題はありません。

傷んでいるさつまいもであれば傷んでいる部分を取り除いて口にすることはできますが、腐っているさつまいもは口にしないですぐに処分してください。

紫芋・安納芋・ヤーコンの種類や違いについて

・紫芋

紫芋は中身が紫色であることが、一般的なさつまいもとの大きな違いとなります。

この紫色はアントシアニンという色素で、ポリフェノールの一種で抗酸化作用があります。

ビタミンCやビタミンEが含まれているので、美容と健康にも嬉しいさつまいもなんですよ。

主に生産されている地域は茨城県、千葉県、宮崎県となり、初秋~冬の時期が旬になります。

 


・安納芋

安納芋はさつまいもの中で1番甘みが強いのが特徴で、水分を多く含んでいるのが一般的なさつまい

もとの違いになります。

産地は種子島になり、種子島の土壌の通気性や排水性が良いことからミネラルの多いさつまいも(安納芋)を作れています。

安納芋の旬は9月下旬~11月下旬になり、収穫してから2~3週間程経過してから食べる方がより一層甘いです。

 

・ヤーコン

ヤーコンはごぼうなどの仲間の一種で、それが一般的なさつまいもとの違いになります。

また、フルーツの様なさっぱりとした甘さを持っているのが特徴です。

ヤーコンの主な産地は北海道と香川県で、10月~12月が旬になります。

 

さつまいもの栄養

  • 食物繊維
  • ヤラピン
  • ガンクリオシド
  • ビタミンC
  • カリウム
  • ビタミンB群
  • ミネラル

食物繊維は便秘解消や大腸がん予防に期待ができ、ヤラピンは便のかんげ作用に効果的とされています。

また、ガンクリオシドはがん予防に効果的であり、ビタミンCはイモ類の中でトップとも言われているほど豊富にビタミンCが含まれており抗酸化作用や美肌効果に期待ができます。

ビタミンB群とミネラルはダイエット効果に期待できます。

さつまいもの栄養成分は健康はもちろん、ダイエットにも期待、効果を発揮してくれます。

 

さつまいもの保存方法

常温でさつまいもを保存する場合は、さつまいもを1本ずつ新聞紙で包み、かごや段ボール等に入れて冷暗所で保存するだけで約1ヶ月程持ちます

ですが高温多湿になりがちな梅雨時期や夏の常温保存は、かえってさつまいもが悪くなりやすくなってしまうので冷蔵保存または冷凍保存がおすすめです。

冷蔵でさつまいもを保存する場合は、さつまいもを1本ずつ新聞紙で包み、ビニール袋またはジップロック等に入れて軽く口を閉じます。

そしたら冷蔵庫の野菜室で保存するだけです。

野菜室での保存であれば悪くなることなく約1ヶ月程保存することができます。

また冷凍でさつまいもを保存する場合は、2つの方法があります。

1つ目ははさつまいもをマッシュにして保存する方法になります。

さつまいもを加熱し、マッシュしたらよく冷まし、保存袋に入れて冷凍保存になります。

解凍する時は自然解凍か電子レンジで解凍です。

2つ目は焼き芋にして保存する方法です。

焼き芋にしたら空気が入らないようにぴったりとラップで包んだら冷凍庫に入れるだけです。

解凍する時は常温に移して半解凍で食べたり、電子レンジで解凍・加熱をして食べます。

どちらの冷凍保存も約1ヶ月程持ちます。

おいしい旬について

どの種類のさつまいもも主な旬は9月~12月になります。

産地が鹿児島のものであれば9月~11月が旬になり、茨城県のものは12月~2月、千葉県のものは10月~1月が旬と言われています。

“収穫したて“のさつまいもはそれほど甘くはなく、収穫されてから約1ヶ月以上経過したさつまいもが非常に甘くて美味しいさつまいもになります。

スーパー等に並べられているさつまいものほとんどが収穫されてから約1ヶ月以上経過した甘いさつまいもですが、もっと甘いさつまいもを購入したい方は、購入したいさつまいもの収穫時期を調べ、甘くて美味しいさつまいもの時期を逆算すると良いかもしれません。

 

離乳食で料理する時は

離乳食にさつまいもを使用するのは生後5~6ヶ月から食べさせて問題ありません。

初めて食べさせる時は1さじにして、体調に変化がないか様子を確認してあげてくださいね。

食べさせる場合はさつまいもをなめらかにすり潰してあげるとよいでしょう。

加熱したさつまいもを裏ごしを使ってこし、なめらかになるようにすりつぶすだけの調理方法になります。

初めて食べさせる時にさつまいもの繊維が気になる方は、加熱する前にさつまいもの皮を厚めに切ると繊維がほとんど気にならなくなります。

 

あとがき

さつまいもは大学芋やスイートポテトなど、スイーツにも変身するのがとっても魅力的ですね。

私は焼き芋も大好きなのですが、本当にスイーツ感覚です^^

一度トースターで時間をかけて安納芋を焼いたのですが、全然甘くならず・・・

なぜかと思ったら「低温で時間をかけて」焼かないと、甘みは出ないのだそうですよ。

とってももったいないことをしました^^;

それからは、バーベキューの時か、魚焼きグリルで時間をかけて焼くことにしています☆

知らなかった人は参考にしてみてくださいね。

他にも、さつまいもに関する記事はこちらをどうぞ。黒い点や蜜のことです^^

 

 

 

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