スーパーでは皮付きのとうもろこしが売っていることが多いですが、なぜ皮付きのまま販売するか知っていますか?
今回はそんな皮付きとうもろこしの見分け方・選び方について説明していきますね。
実はひげも大事な選ぶポイントになるので、そこも注目ですよ☆
子供も大人もみんな大好き!なとうもろこし^^
みずみずしくて甘いものを選んでたくさん食べたいですね。
皮付きとうもろこしの見分け方・選び方
- とうもろこしの皮がついているもの
- 皮の色が濃い緑色
- ヒゲの本数が多くて潤いがあり、先端の色が褐色(茶色)
- ヒゲの根元が鮮やかな黄色
- 切り口が太く白い
- 少し皮がめくって中の実が見える場合は粒が揃っていて詰まっている
- 持った時にずっしりと重みがある
- 皮付きトウモロコシを軽く押してみて、硬すぎたり、柔らかすぎたりしない
- トウモロコシの実が見える場合は、実の色が黄色過ぎない
- 全体の形が根元から先端にかけて同じ太さのもの
- 北海道産などの産地も重要
- 粒に張りがある
トウモロコシは鮮度が命というくらい、収穫した時点から味が落ちていきます。
トウモロコシは収穫後24時間を過ぎるとうまみも甘みも半減してしまいます。
また、乾燥しやすく味の劣化を防ぐためには皮付きのトウモロコシを選ぶのが絶対の条件と言えます。
だからスーパーでは皮付きで売られることが多いんですね^^
収穫から時間が経過すると、皮やヒゲ・切り口の色が変色してくるため鮮度を知る目安として考えると良いですよ。
重みがあるという事は、中の実がしっかりと育っているという証拠です。
また、乾燥が進んでしまうと実が縮んでしまったりスカスカになってしまいます。
育ちが悪くて歯抜けになってしまっていないかを、本当に軽く押して確認してみると良いです。
トウモロコシの実が黄色すぎると美味しそうに見えますが、熟しすぎているサインなので、少し色が薄いくらいのほうがちょうど良いんですよ。
加熱した時にはその色もしっかり濃くなります☆
品種にもよりますが、寒暖差があるほうが甘みが強い傾向になるため、産地も大事なポイントになります。
やっぱりとうもろこしは北海道のイメージが強いですよね^^
関東なら千葉のものもたくさん販売されていますよ☆
スーパーで選ぶ時はひげをチェック
収穫から時間が経つにつれて皮やヒゲも茶色く変色してきます。
そのため、ヒゲの色は先端が褐色がかった茶色で、根元部分は鮮やかな黄色になっているものが良いです。
全体が茶色すぎるヒゲは熟し過ぎのサインで、甘みが減っている可能性が考えられます。
またヒゲはふさふさしている方が良いですよ。
ヒゲは実につながっているので、ヒゲが多いということは実も多く詰まっているということになります。
収穫から時間が経ってくるとトウモロコシ自体の水分が減ってきて、ヒゲも乾燥するのでこちらもチェックしておきましょう。
湿り気があって潤っているものを選ぶようにするといいですよ^^
とうもろこしの栄養
- 炭水化物が主成分
- 食物繊維が豊富
- ビタミン類やミネラル・アミノ酸など
トウモロコシは炭水化物が主成分であり、体を動かすためのエネルギー源でもあり疲労回復に効果があります。
またトウモロコシの粒の皮は不溶性食物繊維のセルロースで、サツマイモの4倍もの食物繊維が含まれているんですよ。
食物繊維が豊富ということは便秘の解消に効果があります^^
また、腸の蠕動(ぜんどう)運動も促進させる効果があるのですが、セルロースは固いので消化が悪いという点に注意が必要です。
実の胚芽部分(実の付け根)に栄養が豊富に含まれています。
特にビタミンB1は糖をエネルギーに変えるのに大切な栄養素で、アルコールの代謝などにも関わってきます。
また、ビタミンB群やナイアシンはダイエット中には最適で、エネルギーの代謝を促進させる作用があるんですよ。
リノール酸はコレステロールを下げる効果があり動脈硬化を予防するのに役立ちます。
むくみ予防に良いとされるカリウムも含まれています。
ダイエット中やおつまみにも良さそうですね^^
とうもろこしの保存方法
保存のポイント
- 皮は調理するまで取らない
- なるべく早く調理する
- 茹でたものを冷凍するのがオススメ
- 生のままと茹でた(蒸した)ものの日持ちは大体3日間
- 冷凍の保存は3~4週間
トウモロコシは追熟する野菜ではないので皮をむいた瞬間、もっと言えば収穫した瞬間から味が劣化していきます。
皮付きのトウモロコシを買うことがオススメというのは先に紹介していますが、スーパーや直売所で買ってきた後、皮をはぎ取って捨てないようにしてください。
家に帰ってきたら、まずラップはかけないで皮をつけたまま冷蔵庫に入れます。
軸を下にして保存した方が良いです。
湿らせた新聞紙でくるんでも保湿になって良いです。
ただ生のままとうもろこしを長く保存するのはおすすめできません。
基本的には買ってきたらなるべく早く調理するようにしましょう。
冷凍保存の場合は、茹でた(蒸した)ものを熱いうちにラップに巻いておくか、輪切りにしてから保存袋に入れて、空気を抜いても冷凍できます。
いずれも冷めてから冷凍庫に入れてくださいね☆
解凍は自然解凍か、冷凍のまま茹で直すか電子レンジでチンもOKです。
生のままでも冷凍はできますが、甘みが若干落ちてしまうため茹でてから冷凍した方がおすすめです。
とうもろこしの旬
トウモロコシは6月から9月頃の夏から初秋が旬ですが、一番の旬は7月から8月で最もおいしい時期になります。
また、厳密に考えると栽培方法によって旬の時期が変わってきます。
トウモロコシの栽培地では半数くらいが北海道を占めています。
そのため、上の旬は北海道を参考にした例です。
また、北海道ですらとても広いですし、東日本全体で見ても多少の気候変動があります。
ちなみにハウス栽培は7月上旬から中旬です。
トウモロコシは寒暖差があるほうが甘みが増すといわれていますので、日中に気温が上昇し朝晩冷え込む時期が良いんですね。
そして露地栽培では8月上旬から9月下旬です。
露地栽培の場合もハウス栽培と同じで、一日の寒暖差がある時期が旬となります。
離乳食で料理する時は
離乳食を始める初期の5~6か月頃から使えます。
ただし、トウモロコシの薄皮(粒の皮)は消化が悪くミキサーをかけても口に残ることが多いので、すり潰してから裏ごしをして皮を取り除かなければいけません。
また、初めて食べさせる時は1さじだけにして体調に変化がないかなど様子を見てあげてくださいね。
生のままおろし金ですりおろした方が液体状になりやすく裏ごしが楽になります。
初期は手軽に使えるトウモロコシフレークを利用するのも良いですね。
離乳食中期(7~8か月)~後期頃(9~11か月)にはトウモロコシの粒を細かく切ってから与えられるようになります。
赤ちゃんがちゃんと噛めているか、消化の状態はどうかなど様子を見ながら細かさなど変化させていきましょう。
また、コーンの缶詰は一年中手に入りますので便利ですね。
コーン缶をミキサーやブレンダーで細かくしてしまえば簡単に調理できます。
こちらも離乳食中期~後期になってから使用すると良いでしょう。
あとがき
皮付きとうもろこしの見分け方・選び方のおさらいです。
- とうもろこしの皮がついているもの
- 皮の色が濃い緑色
- ヒゲの本数が多くて潤いがあり、先端の色が褐色(茶色)
- ヒゲの根元が鮮やかな黄色
- 切り口が太く白い
- 少し皮がめくって中の実が見える場合は粒が揃っていて詰まっている
- 持った時にずっしりと重みがある
- 皮付きトウモロコシを軽く押してみて、硬すぎたり、柔らかすぎたりしない
- トウモロコシの実が見える場合は、実の色が黄色過ぎない
- 全体の形が根元から先端にかけて同じ太さのもの
- 北海道産などの産地も重要
- 粒に張りがある
私も小さい時からとうもろこしが大好きですが、屋台で売っている焼きとうもろこしが一番大好きです。
今では息子と並んで一緒に食べていますよ^^
夏は八百屋さんで5本位買ってきてから蒸していますが、こちらもあっという間になくなってしまいます☆
栄養もあっておいしいとうもろこし、ぜひぜひおいしいものを選んでたくさん食べてくださいね☆
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