じゃがいも の見分け方・選び方【スーパーで新鮮なもの・芽や賞味期限について】

煮物や揚げ物、サラダと、色々な料理で楽しませてくれるじゃがいも。

お菓子ではポテトチップ、それからフライドポテトも、子供に大人気ですよね☆

うちの息子はもそっとしたじゃがいもの食感があまり好きではないのですが、ポテトチップとフライドポテトは大好きです^^;

今回はそんなじゃがいもの見分け方・選び方と、スーパーや八百屋さんで選ぶ時のポイントをまとめました。

芽が出たものは食べられるのかや、賞味期限についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね☆

じゃがいも の見分け方・選び方

基本的な選び方

  • 傷がないもの
  • 表面にシワがよっていないもの
  • ふっくらとして重みがあるもの
  • 芽が出ていないもの
  • 見た目で緑がかっているものはダメ

男爵いもの選び方

  • 大きさが中ぐらいのもの
  • 手に持つとズッシリと重量感のあるもの
  • 大きすぎるものはダメ

(水っぽくて中身がスカスカなものが多い)

メークインの選び方

  • 表面が滑らかなものでシワのないもの
  • デコボコが少ないもの

 

表面にシワがよっていないものを選ぶ理由は、シワが寄って表面が柔らかいものは鮮度がだいぶ落ちているからです。

そして手で触ったとき、皮が厚いものは生育しすぎのためあまり良くありません。

皮の薄さを感じるものほど良いじゃがいもということです。

ふっくらとして重みのあるものが良いのは、軽いものは水分が抜けてしまっていることがあります。

また男爵いもは大きいものを選ばない方がいい理由ですが、真ん中の部分がスカスカの空洞になっていたり、水っぽくなっていることが多いからです。

ちなみに完熟になると、じゃがいもの表面の皮に編み目のような模様が出てきます。

メークインはデコボコが少なく、皮がしなびれていないものであれば大きくても問題はありません。

じゃがいもの種類

じゃがいもの種類によって多少見分け方・選び方が異なったため、種類についても簡単に説明しますね^^

※種類についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

大きく分けてホクホクとした粉質タイプと、なめらかな粘質タイプの2種類がありますよ。

 

粉質タイプ

ホクホクとした食感が特徴です。

煮くずれしやすいので、煮物よりもじゃがバターやポテトサラダ、コロッケなどがオススメ

  • 男爵いも…代表格
  • キタアカリ…とにかく甘みが強い
  • インカの目覚め…栗やナッツのような独特の風味

 

粘質タイプ

煮くずれしにくいので、煮物やおでんがオススメ。なめらかな口当たりが特徴ですよ。

  • メークイン…代表格
  • レッドムーン…煮物に向いている
  • キタムラサキ…紫色のいも

 

芽が出たじゃがいものは食べられる?賞味期限は?

じゃがいものは芽が出ていても、伸びた芽を取り除き、芽のあったところを"大きく"えぐり取ると食べることができます。

不安な人は、茹でるか高温で揚げる料理にするとより安全ですよ☆

じゃがいもの賞味期限は下のような感じです。

  • 常温保存だと1週間〜3ヶ月
  • 冷蔵保存では 最大6ヶ月
  • 冷凍保存だと 1ヶ月ほど

 

他の野菜に比べてかなり日持ちのする野菜ですよね。

じゃがいもは傷むと、グチャッとした感じになり茶色の汁が出てくるようです。

においも腐っているような異臭がするため、傷んでいるかはすぐに判別できるようです。

私はまだじゃがいもを腐らせた経験がないのですが、上のような状態になってしまったらすぐに捨てましょうね。

また多少しなびれていても、断面が白や黄色っぽいキレイな状態であれば食べることができます。

じゃがいもの栄養

じゃがいもの栄養

  • ビタミンC
  • カリウム
  • 食物繊維

クロロゲン酸

じゃがいもには、リンゴに比べると5倍ものビタミンCが含まれていて、加熱してビタミンにデンプンが包まれているため壊れにくくなっています。

ビタミンCには、抗酸化作用がありアイチエイジング効果や美肌効果、ストレス対策などの効能があります。

カリウムとは、ミネラルに分類される栄養で塩分を排泄する働きがありそのため高血圧の予防やむくみの解消にも効果があります。

食物繊維は、腸の働きを刺激してぜんどう運動を活発にする効能の他に、コレステロールや血糖値の急激な上昇を抑える効果もあります。

クロロゲン酸とは、ポリフェノールの一種で強い抗酸化作用のある栄養素です。

ガン予防や老化防止、糖尿病の予防の効果が期待されます。

リンゴよりもビタミンCが豊富とは、かなり驚きですよね☆

じゃがいもの保存方法

じゃがいもは冷蔵保存に適していない野菜の1つで、常温保存が適しています。

常温の保存方法

じゃがいもを1つずつ新聞紙に包み、風通りの良い冷暗所に置きます。

また、保存する時はよく土を払うようにしてください。

1つひとつ新聞紙に包むのが面倒な方は、4〜5個ぐらいまとめて新聞紙に包むことも可能です。

新聞紙に湿気が含まれてきたら、新聞紙を交換する目安になります。

箱に入れて保存する場合は、光が入らないように上から新聞紙をかけておきましょう。

野菜室での保存方法

保存容器に新聞紙を敷き詰めて、余裕があるようにじゃがいもを並べます。

上から新聞紙をかけて蓋をし、容器を密封しないようにしてください。

じゃがいもの旬

じゃがいもの旬は主に5月〜6月の初夏と、9月〜11月の秋になります。

(※産地や品種によって異なります)

北海道産地の旬は、春植えのため9〜11月の秋が旬となります。

長崎産地では、冬植えと夏植えの2回あって、冬植えは5〜6月ごろ。

夏植えは9〜11月ごろが旬になります。

また新じゃがとは、収穫したばかりのじゃがいものことを言います。

新じゃがの旬は5〜6月ごろで、皮が薄くみずみずしい食感が特徴的です。

じゃがいもを離乳食で料理する時は

生後5〜6ヶ月ごろの離乳食初期から食べさせることができます。

初めて食べさせる時は1さじだけにして、体調に変化がないかなど様子を見てあげてくださいね。

加熱してすり潰すなど調理したものは、とろみがあり口当たりが良いです。

どんな食材とも合わせやすいので、離乳食期の赤ちゃんも嫌がらずに食べてくれると思います。

じゃがいもは栄養素が高いため赤ちゃんにとっても優秀な食材ですよ。

他にも、なめらかに調理することで消化や吸収力の未熟な赤ちゃんでも食べやすくなります。

また、炭水化物主体の食材なので主食の代わりにすることも可能です。

 

あとがき

おいしいじゃがいもの見分け方・選び方のおさらいです。

  • 傷がないもの
  • 表面にシワがよっていないもの
  • ふっくらとして重みがあるもの
  • 芽が出ていないもの
  • 見た目で緑がかっているものはダメ

種類がたくさんあって楽しめるじゃがいも、煮物や揚げ物などメニューも豊富ですよね。

わが家は豚バラと煮込んだり、シチューやカレーに入れることが多いです。

中でもオススメなのは、素揚げした新じゃがとベーコンで作るポテトサラダ。

ペッパーを効かせてピリッとオトナな味に仕上げるのがポイントです。

素揚げしたじゃがいもの香ばしさがたまらない一品ですよ☆

ぜひ試してみてくださいね^^

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です