山芋(やまのいも)の栄養・カロリー・旬・産地・歴史・由来・種類・保存方法と選び方

独特の粘りが魅力の山芋は、栄養たっぷりの嬉しい野菜。

わが家は千切りしたものに生卵と青のり、醤油をかけていただくのが定番です。

子供達も、とろろ含め大好きな野菜の一つです。

お好み焼きに入れるのもおいしいですね。

今回はそんな山芋(やまのいも)の栄養・カロリー・旬・産地・歴史・由来・種類・保存方法と選び方についてご紹介します。

由来と歴史

英名:japanese yam

仏名:igname

学名:Dioscorea japonica

分類:ヤマノイモ科ヤマノイモ属

原産地:熱帯亜熱帯地方、中国、日本

山芋はヤマノイモ科の植物で、正解に10属650種が存在していて、そのほとんどが熱帯、亜熱帯に分布しているようです。

山芋の歴史は古く、種類によって様々ですが、長芋に関しては紀元前2000年頃から中国で使用されていたようで、その後日本に渡来したものと考えられています。

中でも在来種である自然薯は、日本各地の山野で自生しています。

山芋は縄文時代の稲作が始まる前から、米よりも先に食べられていたようで、古事記や今昔物語など様々な文献に記述が残っています。

栄養とカロリー

<可食部100gあたり>

  • エネルギー 65kcal
  • 水分 82.6g
  • たんぱく質 2.2g
  • 炭水化物 13.9g

無機質

  • ナトリウム 3mg
  • カリウム 430g
  • カルシウム 17g
  • マグネシウム 17mg
  • リン 27mg
  • 銅 0.10g
  • 鉄 0.4mg
  • 亜鉛 0.3mg
  • マンガン 0.03mg
  • ビタミンB1  0.10mg
  • ビタミンB2 0.02mg
  • ビタミンB6 0.09g
  • 葉酸 8μg
  • ビタミンC 6mg
  • 食物繊維総量 1.0g

ぬめり成分であるムチンは胃などの粘膜をほどしてたんぱく質の消化吸収を助ける働きがあります。

でんぷんの消化分解を助けるジアスターゼという酵素が入っているので、芋の中では珍しく生でも食べることができます。

また他にも消化酵素であるアミラーゼとカタラーゼを含んでいるので、肉体疲労や胃腸が弱ったときに食べると良いでしょう。

ビタミン、ミネラル、食物繊維をバランスよく含んでいる優秀な野菜です。

消化酵素は熱に弱いため、なるべく生で食べるようにしましょう。

調理の際に手が痒くなったら酢水で手を洗いましょう。

長芋を凍らせてからすりおろすのも良いそうです。

旬と産地

山芋のおいしい時期

10月、11月、12月、1月、2月、3月

産地別

北海道 8月〜10月

国内生産量一位は北海道です。

他、青森、長野、千葉、群馬

種類

長いも・・・長い棒状できめが荒く水分も多いのが特徴。最も多く流通している栽培品種で、山芋の70%がこの長いも。大和芋などに比べてあっさりとしている。粘りも程よく、漬物やとろろ、千切りで生食に使われる。

いちょういも・・・扁平な形がイチョウの葉に似ていることから名付けられた。関東では大和いもとも呼ばれ、粘りが強く味が濃い。

つくねいも・・・げんこつのような形をしているのが特徴。粘りが強くて和菓子にも使われ、貯蔵性も高い。近畿・中国地方に多い。

自然薯・・・自生している野生種だが、最近は栽培種も増えている。長さが60cm〜1mと長く、粘りがとても強くて味が濃い。折らないように掘るのも手間がかかる。

保存方法

乾燥しないよう、新聞紙やキッチンペーパーで包んで冷暗所へ。

冷凍保存する際は、皮を向いて酢水につけてからすりおろしたものを、ジップ付きの袋などに入れる。

なるべく平らにして冷凍させると、パキパキと折って使うことができる。

選び方・見分け方

  • 傷やひびがないもの
  • 太さが均一で真っ直ぐ伸びているもの
  • ひげ根の多いもの(粘りが強い)
  • 鮮度が落ちて全体的に赤みがかってきたものは避ける
  • 乾燥に弱いため、おがくずに包まれていたり、真空パックにされているものが良い
  • カットされているものは、断面がきれいなもの

 

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