人参の賞味期限はどれ位?冷蔵・常温・冷凍での違いや腐った時の見分け方について

  • 人参の賞味期限はどのくらいなんだろう?
  • 冷蔵庫や常温、冷凍庫での保存の違いで賞味期限は変わるのかな?
  • 人参が腐って食べられない時の見分け方が知りたい

 

そんな疑問を持っている方のお悩みを解決する内容になっています。

 

私も以前は保存方法を間違えたせいで、人参が腐って食べられなくなった経験があります^^;

ですが、野菜はきちんとした保存方法を行うことで、賞味期限も長くなります。

 

今回は人参の一般的な賞味期限から、保存方法による違いまで詳しく説明していきます。

記事の後半では、腐ってしまった人参の見分け方についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

人参の賞味期限はどのくらい?

様々なレシピで活躍する人参の賞味期限は、正しい保存方法で保存した場合、2週間〜4週間ほどであると言われています。

 

一年中手に入りやすい身近な食材だからそこ、つい買いすぎて余らせてしまったり、使いきれずに腐らせてしまったりなんてこともあるかもしれませんね。

 

店頭に並んだ人参は、出荷されてから何日経過したかは知ることができません。

人参の皮がシワシワになったりしたら傷んできている証拠なので、早めに食べるようにしましょう。

 

スーパーや八百屋さんでおいしい人参を選ぶ方法については、こちらの記事もぜひ読んでみてください。

 

 

ちなみに、消費期限とは未開封の状態で、記載通りの保存方法をしている場合での「安全に食べられる期間」の事です。

賞味期限は「おいしく食べられる期間」の目安が記載されています。

なぜ野菜にこの消費期限や賞味期限の表記がないのかと言うと、

野菜は収穫してから出荷に並ぶまでの期間も全て一定ではないですし、それぞれの期間を正確に測る方法がないので表記ができないというのが一番の理由です。

輸送の際の温度管理や保存状況によっても大きく変わるので、はっきりとした期限がわからないということですね。

冷蔵庫と常温ではどちらが長持ちするか

人参に限らず、野菜は高温や高い湿度にとても弱く、常温保存だとすぐに傷んでしまいます。

冬場でしたら涼しい場所でなら常温保存も可能ですが、暖房などの温かい風が直接当たらないように気をつけてください。

安全に保存出来る方法として、冷蔵庫の野菜室があります。

野菜室は野菜が保存しやすい温度、湿度が保たれているスペースです。

ひとまず野菜室に保存しておけば安全ですが、ここにひと工夫加えるだけで、ぐっと日持ちさせる方法があるんです。

 

買ったばかりの人参は、もしかしたら少し濡れているかもしれません。

水気は野菜を腐らせてしまう原因となります。

なのでキッチンペーパーや新聞紙などで水気を拭き取ってから冷蔵庫に保存するようにしましょう。

また、人参は土の中で縦に生えている野菜です。

冷蔵庫に保存する際も縦向きに入れておくと長持ちします。

 

この正しい冷蔵保存方法だと、2週間から4週間は人参を保存することができるでしょう。

 

常温の場合は、冬場で1週間程度は保存可能ですが、くれぐれも暖房のあたらない場所で保存するようにしましょう。

冬場以外の常温保存は適さないのでおすすめしません。

 

冷凍保存した場合の賞味期限とは

 

冷凍は常温での保存よりも長く保存しておけるので、余ってしまったけどしばらく使わないなんて時に便利ですよね。

ただ、人参は生のまま保存してしまうと、味や食感などが変化してあまりおいしいとは言えません。

ですので、できれば人参は一度茹でてから保存する方が良いでしょう。

 

人参の冷凍保存のやり方

まずは人参を調理しやすい大きさにカットし、さっとひと茹でします。

この時、水気をきちんと拭き取りましょう。

次に一回で使う分をラップで包み、フリーザーバックなどに入れ冷凍庫に保存します。

フリーザーバックに空気がはいっていると劣化が進みやすくなってしまうので、しっかりと抜きましょう。

 

また、一度冷凍したものを解凍すると、水分が抜けて食感が悪くなってしまうので、凍ったまま調理するようにしてください。

 

私も良くみじん切りにしたものを冷凍していますが、スープやチキンライスなどに使えてとても重宝しています☆

細かく切ると食感の違いもあまり感じないのでオススメです。

 

冷凍での保存期間は3週間〜4週間ほどになります。

 

大きくカットした場合は、2週間前後を目安に食べきるのが安心ですね。

人参が腐った時の見分け方

 

  • 黒く変色してしまっている
  • 押すとブヨブヨとした感触がある
  • 水っぽい

 

こんな変化があった場合は、腐ってしまっているかもしれませんのでご注意ください。

 

押してブヨブヨした感触がある場合ですが、少しであれば乾燥しているだけですから問題ありません。

皮はむきづらいかもしれませんが、そのまま食べてしまって大丈夫です。

 

ですが、もしブヨブヨを通り越してドロッとした感触がある場合、食べるのは危険です。

残念ですが処分しましょう。

茶色い汁が出たり、水っぽい場合も要注意です。

ここまでくると匂いも出てくるので、腐っているのもわかりやすいと思います。

 

また、長期保存していると人参の表面が黒ずんでくる場合もあると思います。

黒ずみは乾燥しているだけなので、早めに皮をむいて調理してしまえば大丈夫です。

乾燥対策にはキッチンペーパーで人参をくるむ方法をぜひお試しください。

 

カビが生えてきた場合は絶対に食べるのを止めましょう。

緑や白などの変な色が出てきた場合も食べずに処分するようにしてください。

他にも人参が傷んでいるのはないか、と言う時に参考になることをまとめましたので、

こちらの記事も参考にしてみてください。

 

 

あとがき

 

今回は人参の賞味期限について紹介しました。

期限の目安をおさらいします。

 

  • 人参の一般的な消費期限は冷蔵庫で2~4週間
  • 常温だと冬場で1週間程度
  • 冷凍保存では3~4週間

 

冷蔵庫と冷凍保存の期間がそんなに変わらないのでは?と感じるかと思いますが、

冷蔵庫であまり長く保存していると、乾燥でブヨブヨしてきたり、黒く変色していきます。

 

鮮度を保ちつつ長く保存したいのであれば、やはり冷凍保存がオススメです。

今回の正しい保存方法を参考に、ぜひ人参をおいしく長く楽しんでください。

店頭でのおいしい人参の選び方はこちらをご覧ください。

 

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