キャベツは料理もしやすく、生でも加熱してもおいしく食べられることのできる野菜ですね。
春キャベツ、冬キャベツと季節で味わいが違うものの、比較的一年中安定した値段で買えるのも魅力的です。
わが家でも常に冷蔵庫に入っています。
そんな主婦の味方のキャベツですが、普段はどのように洗っていますか?
もしかして「洗わなくても良いか・・・」と、そのまま料理していませんか?
実はキャベツを洗わないって結構危険なんです。
今回はキャベツを洗う理由と、簡単な洗い方をご紹介します^^
キャベツは洗う必要があるの?
キャベツの断面を見るとわかりますが、キャベツの葉は何枚もの層になっていますよね。
春キャベツはふんわりしているので、この断面にも隙間があると思いますが、春キャベツ以外のキャベツは隙間なくみっしりと葉が詰まっています。
一見すると、これだけ葉がみっしりと詰まっていたら土や汚れは入らないのでは?と考えがちです。
ですがキャベツは育っていく過程でも中に土からの細菌や虫、汚れが入ることがあり、虫だけでなくそのフンや卵が残っていることもあります。
実際にキャベツの芯から細菌が検出されたこともあるそうです。
なのでキャベツはしっかりと洗ってから調理しましょう。
また農薬に関しては、収穫されたものは残っていないか、残っていてもごくわずかなので、健康に害はないとされています。
洗うのは主に虫や細菌を取り除くためと考えておきましょう。
一番簡単な洗い方
一番オーソドックスで簡単な洗い方は、キャベツの葉を一枚ずつはがして洗う方法です。
使う分だけ葉をはがし、お水をはった大きめのボールで洗いましょう。
私はその際に良く手でこすり洗いをして、汚れを取るようにしています。
洗ったらお水を取り替えて、2回から3回洗えばOKです。
最後は流水で洗い流しましょう。
洗った葉はその後千切りなど適当な大きさに切って調理できます。
千切りした時の洗い方
1つ前に紹介したやり方で、キャベツから葉をはがして洗えばその後千切りも可能です。
ただ、千切りはたくさんキャベツを使いますから、切った後に洗いたいという場合もあると思います。
そんな時は、あらかじめ千切りしたキャベツを洗う方法もあります。
お水をはったボウルにザルを入れ、そこに切った千切りキャベツを入れて洗います。
手でゆすりながら洗って、こちらも2~3回水を取り替えて洗ったらOKです。
最後は流水で洗い流します。
ただ一つ注意したいのは、その後しっかり水切りをしないと水っぽくなってしまいます。
ザルでしっかりと水を切って食べるようにしましょう。
またこの方法は千切り以外でも、ざく切りキャベツでも同じように洗うことができますが、切ったキャベツを洗う場合は断面から栄養が流れやすくなります。
(水に溶けやすいビタミンなど)
その点も覚えておき、栄養を逃したくない場合はやはり葉を一枚ずつはがして洗うようにしましょう。
半玉・くし切りの洗い方
最後に半分に切ったキャベツやくし切りにしたキャベツの洗い方をご紹介します。
くし切りは良くポトフやグリル料理で使ったりしますね。
このように切ったかたまりのキャベツは、お水をはったボウルの中でゆらゆらと揺らしながら中の汚れを出して洗うようにします。
こちらも最後は流水で洗い流しますが、くし切りキャベツは強く扱うと崩れてしまったりするので気をつけましょう。
きれいに洗うひと手間で安全においしく
私も昔は野菜を洗うのが面倒くさかったりしました^^;
そんなきちんと洗わなくてもお腹壊さないだろうと・・・根拠のない自信を持っていたものです。
今思うとちょっと怖いですね。
子供が産まれてからはやはり意識も変わりました。
家族みんなの食事を作るのに、安全に気をつけるに越したことはありません。
少し手間に感じることでも、安心安全に食べられるのは大切なことですよね。
私もこれからも気をつけたいと思います。
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