子供の野菜嫌いを克服する5つの方法とわが家の実体験

子供の好き嫌いはママの頭を悩ませることの一つだと思います。

育ち盛りの子供なのにバランスの良い食事を摂らないなんて、健康に影響があるのではと心配になりますよね。

実際わが家の次男くんもかなりの野菜嫌い&偏食です;

今まで色々と苦労もしましたが、最近は以前より野菜を少しずつ食べてくれるようになりました。

わが家で実際に行って効果があった方法や、野菜が食べられない時の対処法までいくつか載せましたので、悩んでいる方のお役に立てれば嬉しいです。

耳にしたことがある方法も、具体的に簡単に紹介しているのでぜひお試しください^^

野菜嫌いを克服する方法その1「慣らす」

これは私も一番効果があったなと思う方法です。

後に保育士さんで有名なてぃ先生の動画でも、同じことをおしゃっていたので、自信を持ってオススメできます。

とにかく「食べなくても毎回野菜を食卓に出すこと」で、子供を野菜に慣れさせるという方法です。

野菜は苦みだったり青臭さだったり、子供が苦手そうな味や見た目が多いですよね。

初めて食べるものを特に警戒するのも人間の本能なのかもしれません。

実際わが家の次男君も、初めて目にする食べ物はほとんど口にしてきませんでした。

でもわが家は毎回のように野菜が色々と食卓に並ぶので、食べられないけれど野菜の名前はたくさん覚えていました。

そして幼稚園に入ってからは、給食で必ず野菜が出ますよね。

先生の後押しもあるせいか少しずつ野菜を食べられるようになりました。

みんなが「おいしいね」と言いながら食べる姿を見せることや、味について話をすることで野菜への好奇心や安心感が出てくれたら「ちょっと食べてみる」が聞けるかもしれません。

また自分から言わなくても、「一口だけ食べてみる?ダメなら出しても良いよ~」と、根気よく続けることで、口に入れてみようかなと思ってくれるきっかけになると思います。

例えひと口食べて出してしまっても、口に入れたことは大進歩なので褒めてあげれば、またトライしてくれるようになっていくと思います^^

野菜嫌いを克服する方法その2「料理に参加させる」

子供に料理と言うと、包丁や火を使うのは危ないのでは?と思いますよね。

でも包丁も火も使わなくてOKです。

切った野菜をいくつか並べて、サラダの盛り付けをしてもらうのも立派な料理です。

縦に四等分切ったきゅうりを、子供にポキポキと追ってもらうのなら、2歳位からできますよね。

同じように縦長に切った人参を小さく折ってもらい、シチューやカレーに入れたり、エリンギやまいたけを割いてもらうのも子供は楽しいと思います^^

そんな風に自分が「お料理した」ご飯は、きっといつもよりおいしそうに見えるでしょうし、食欲も高まりますよね。

わが家の長男次男も料理好きなので、小さい頃からお手伝いをしてもらっているのですが、やっぱり自分が作った時は嬉しそうに食べてくれますし、みんなにおいしいと言われるととても自慢げです(笑)

簡単なことでも料理に参加してもらうことで、子供の「食べたい」を引き出すきっかけにできるかもしれません。

野菜嫌いを克服する方法その3「家族がおいしそうに食べる」

これは言わずもがなですが^^;

みんなが「おいしいおいしい」と食べているものは食べたくなりますよね。

自分の嫌いなものでも、いつもと違う調理法で作った時なんか「これいつもと違ってすごいおいしい!」とか耳にすると、気になる子もいるのではと思います。

これも実際に起きたわが家の出来事なのですが、次男君は本当に食べられる野菜が少なく「トマトなんかは絶対口に入れん!」という感じでした^^;

酸味があるから、トマトは嫌いっていうお子さん多いですよね。

でも夏においしそうな桃太郎ブランドの大きなトマトを家族みんなでまるごとかぶりついていたら、急に「食べたい」と言いだしたのです!

とても甘いトマトだったので、塩を少しつけながらみんなで「これはおいしい」「夏にたまらん」などと言いながら食べていたのが気になったようです。

その後次男君は、トマト嫌いが嘘のように大きなトマトを半分も食べました^^;

いまだミニトマトは食べられませんが、甘いおいしいトマトなら食べてくれるようになりました。

トマト嫌いの子みんなに当てはまることではないと思いますが、こんなことがきっかけで食べてくれるようにもなるんですね。

あとは八百屋さんで一緒に買い物をして、野菜をたくさん目に触れさせるのも効果があるかなと感じます☆

 

野菜嫌いを克服する方法その4「旬を食べる」

これも先ほどのトマトの話と関連しますが、やはりおいしくないと食べないというのはあるあるだと思います。

個人的な考えを言ってしまうと、人間でも初対面の印象が大きく影響するように、子供も初めて食べた野菜の味の印象と言うのは大きいのではと思います!

次男君はとうもろこしも皮の感触が嫌いで食べなかったのですが、夏に旬のとうもろこしを食べさせたら自分でかぶりつくまでになりました^^;

旬の本当においしいものを食べれば克服できることもあるかもしれないので、もしスーパーや八百屋さんで新鮮な旬の野菜を見つけたらトライの価値はあると思います。

野菜嫌いを克服する方法その5「育てる」

これは忙しい方はなかなか難しいですよね。

でも料理と同様に、とても効果のある方法だと思います。

私も実際、小学生の頃に野菜を育てた経験があり、なすを克服した思い出があります。

それだけでなく、いつも食べていた野菜も一段とおいしく感じられるようになり、野菜好きになったきっかけと言っても過言ではありません。

時間やスペースが必要になるものなので、まずは豆苗の再生栽培などオススメです。

お子さんと豆苗が伸びていくのを見るのも楽しいかもしれませんね。

わが家も本格的に野菜を育てているわけではありませんが、ねぎやバジル、小松菜などの葉物野菜はトライしたことがあります。

バジルは臭いを嗅いでみたり、少しかじって「まずい!」と言ってみたり、子供用に栽培しているわけではないのですが、そんな風に色々な野菜の味に触れるのも良い体験なのではと思ったりしています。

野菜が克服できない間の食生活は

長々と野菜の克服方法をご紹介しましたが、これらを試しても「今日からすぐに野菜が食べられるようになる」訳ではないと思います^^;

きっと記事をご覧になっている方は、調理法を変えたりして試されている方も多いでしょうし、それでもすぐに食べられることは少ないと思います。

わが家の次男も幼稚園に入ってやっと少しずつ食べられるようになってきた位です。

では野菜が食べられない時は、食べないままの食生活で良いのだろうかと心配になりますよね。

栄養面でも気になる方は多いと思うので、私も実際に試してきたことをご紹介したいと思います。

 

果物でカバーする

これが一番安心で一番心がけていることだと思います。

りんごやいちご、みかんなど、子供が好きな野菜をあくまでご飯の後のデザートとして良く出しています。

食物繊維やビタミンなども補給できますし、お菓子の糖分を考えれば果物の糖分は食べ過ぎなければ大丈夫な範囲かと。

あとはバナナと牛乳でバナナジュースも作っています。

バナナ1本は食べられなくても、ジュースだとごくごくいけちゃいますよね。

 

野菜や果物以外からもカバーする

野菜と同じようには行きませんが、ビタミンや食物繊維、ミネラルを摂れる食材は他にもあるので、そういった食材を取り入れるのがオススメです。

わが家では納豆や卵、豆腐、レバー、海藻類などを活用していますよ。

 

健康的なおやつを選ぶ

これは以前気をつけていたことです。

大体離乳食の子を対象にした健康的なおせんべいってありますよね。

魚のおせんべいとか、野菜が入っているおせんべいとか、そういったものをおやつで積極的に食べさせている時がありました。

カルシウムや鉄分が入っているものもあるので、食生活が心配な時に補助的な食品として食べるのも良いですよね。

野菜ジュースを飲む

お砂糖が結構入っているものは避けた方が良いと思いますが、野菜と果物だけのものなら良いと思います。

おいしい野菜ジュースってたくさんありますよね。

ただやっぱり直接果物を食べたりする方が栄養の吸収も良いと聞いたので、たまに飲む程度にしています。

わが家では野菜ジュースも「ジュース」のくくりで、飲みすぎないようにしていますね。

野菜不足でも気にしすぎない

ここまで書いておいてナンですが、何でも好き嫌いなく食べる子供の方が珍しいのではないかと思うのです。

大人になればある程度は食べられるようになりますし、大人でも嫌いなものは嫌いで良いと思います。

(体質や好みの問題もありますからね。)

それでも、全く子供の食事改善に関わらないのは良くないと思うので、今回色々とご紹介させてもらいました。

でも、食べないものは本当に食べません(泣)

わざわざ作った離乳食が全部ダメだったこともありますし、調理法を変えて作った子供向けメニューも、全く食べてくれなかったり。

(野菜をひたすら細かく刻んだおやきも長男君と私で食べたり・・・泣)

同じ思いをしているお母さん、お父さんは多いことと思います。

だから、あくまで「食事は楽しく」を大前提に、できることを負担なくしていくのが良いんだと思います。

ある日サラッと嫌いな野菜を食べることもありますしね(笑)

ここにご紹介した方法の中から、一つでも試してみようと思っていただけるものがあれば幸いです。

そしてお子さんが野菜を克服できたら、なお嬉しく思います。

何かご質問などあればいつでもコメントください。

それではまた。

 

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