ほうれん草は栄養たっぷりのおいしい葉野菜です☆
普通にスーパーで良く見るほうれん草や、葉に厚みがあって横に広がっているちぢみほうれん草、また生でも食べられるサラダほうれん草などがあります。
今回はそんなおいしいほうれん草の見分け方・選び方について紹介していきます^^
間違えやすい小松菜との違いも説明しているので、参考にしてみてくださいね☆
おいしいほうれん草の見分け方・選び方
- 葉っぱに厚みがあってハリがあるもの
- 茎の部分が太いもの
- 全体的に葉も茎も色が濃い
- 土が多めに付いている
- 根っこの先の部分が赤く、根っこから茎まで赤みがあるもの
- 根っこの切り口が太い
- 葉っぱの裏を見て、裏側も緑色が濃いもの
- 葉っぱの生え方が密集している
- 茎が黄色や茶色のような色をしていたり、変色しているものは選ばない
- 茎や葉が傷ついていたり、しなびているものは選ばない
ほうれん草の葉っぱが、いきいきとしているのは鮮度が高い証拠です。
また茎の部分が太くて、全体的に葉も茎も色が濃いのものは、栄養が高いほうれん草です。
土が多く付いているものは産地直送である場合が多いので、鮮度が高いものになります。
根っこの先が赤いのは、抗酸化作用があるポリフェノールやマンガンといった栄養を多く含んでいるという目安になります。
根っこの切り口が太いのは、それだけ根が丈夫で根から栄養を全体に行き渡らせていたということです。
そして、葉っぱに厚みがあるものは健康に育った証で、水分を多く含むほうれん草は、葉っぱの末端にまで栄養が届いています。
葉っぱの裏側まで緑が濃いものは、新鮮な良いほうれん草で、葉っぱが密集しているものは栄養価が高いものです。
茎や葉が変色していたり、傷付いていたり、葉っぱが萎びているものは、収穫してから日が経っている可能性が高く、栄養価が下がっていることも考えられるので避けましょう。
ほうれん草の詳しい栄養などはこちらの記事で紹介しています。
ほうれん草と小松菜の違い
(左がほうれん草、右が小松菜です☆)
ほうれん草と小松菜は一見すると同じ葉野菜のように見えますが、その違いは根元にあります。
写真を良く見てみてくださいね。
ほうれん草の根元は赤色またはピンク色をしていることが多いですが、小松菜は緑色です。
また葉っぱの形状も異なっていて、ほうれん草の葉っぱは少しギザギザとしたいびつな形をしていますが、小松菜の葉っぱは丸みを帯びたきれいな形をしています。
そしてほうれん草には多少アクが含まれていますが、小松菜には含まれていません。
似ているようで大きな違いがあるのが、ほうれん草と小松菜です。
ほうれん草の栄養
- 鉄分
- ビタミンC
- カロテン
- 葉酸
- ビタミンB6
- ビタミンK
- カリウム
- マンガン
- ポリフェノール
ほうれん草には鉄分が豊富に含まれています。
鉄分は貧血予防にとても役立つ栄養素です。
しかし、鉄分はそれだけ単体で摂取しても身体に吸収されにくい栄養素なので、ビタミンCやタンパク質などと一緒に摂取する必要があります。
ほうれん草はその点ビタミンCが豊富に含まれているので、鉄分の吸収率を高めてくれる効果が期待できます。
ビタミンCは抗酸化物質なので老化防止やアンチエイジング効果が期待できますよ。
そしてビタミンCと同様に、身体の老化や酸化を防ぐ効果のあるβ-カロテンも含まれています。
葉酸は造血を促す効果がある栄養素で、妊娠中のママさんが必要とも言われている栄養素ですね。
ビタミンB6は貧血予防、ビタミンKは骨を健康にしてくれます。
またカリウムは高血圧予防に役立つ栄養素で、マンガンは骨の形成に関与していて、抗酸化作用もある栄養素です。
そしてポリフェノールは、活性酸素などの物質を無害に変える作用があり、抗酸化作用が高く、生活習慣病予防に役立つ栄養素です。
ほうれん草には様々な栄養素が含まれているんですね☆
詳しくはこちらもチェック。
ほうれん草の保存方法
保存のポイント
- 保存は下ごしらえをしてから
- 冷凍保存も可能
- 新聞紙でくるむと良い
ほうれん草の保存は、買ってきてすぐに水洗いして下ゆでをした後、ラップや保存容器などに入れておけば、冷蔵庫で約1週間程度の保存が可能となります。
それよりも長期保存したい場合は、下ゆでをして適度な大きさに切り、水気をしっかり落としたら冷凍可能な保存袋に入れて冷凍庫で冷凍すれば、約1ヶ月ほど保存が可能です。
生のほうれん草をできるだけ長持ちさせたい場合は、ほうれん草を新聞紙の上に広げ、やさしくほうれん草を新聞紙で包み、袋に入れて、冷蔵庫に入れて保存すると長く持ちます。
この方法だと、約5日程度は保存しておけます。
どの方法で保存する場合も、できるだけおいしく食べられるうちに調理し、鮮度が高いうちに食べることを心がけましょう。
ほうれん草の旬
ほうれん草の美味しい旬は、産地や品種によって異なります。
北海道が産地のほうれん草の場合、6月から10月くらいまでが旬の時期でおいしいです。
千葉、埼玉、群馬、茨城などを産地とするほうれん草は、9月から4月くらいまでが旬となります。
その他の一般的なほうれん草は、12月から1月くらいまでが旬で、この時期には甘みが感じられて、美味しいほうれん草が食べられます。
甘みの強いちぢみほうれん草も、冬がおいしい旬ですね^^
ほうれん草は一年中食べられる野菜ですが、旬のものを選ぶとよりおいしいほうれん草を食べることができますよ。
詳しい産地についてはこちらでも紹介しています。
離乳食で料理する場合は
ほうれん草は、離乳食初期(5~6ヶ月)から与えることができる食材となっています。
初めて食べさせる時は1さじだけにして、体調に変化がないかなど様子を見てあげてくださいね。
離乳食初期からほうれん草を与えるなら、ほうれん草をやわらかく茹でて、葉っぱの部分をすりつぶして滑らかなペースト状にすると良いですよ。
離乳食中期では、柔らかく茹でたほうれん草を細かいみじん切りにして、スープなどに混ぜてあげましょう。
離乳食後期では、茹でたほうれん草を飲み込めるくらいの大きさのみじん切りにして、そのまま与えることができます。
あくまで目安ですので、お子さんの成長に合わせて調節してあげてくださいね☆
あとがき
おいしいほうれん草の見分け方・選び方のおさらいです。
- 葉っぱに厚みがあってハリがあるもの
- 茎の部分が太いもの
- 全体的に葉も茎も色が濃い
- 土が多めに付いている
- 根っこの先の部分が赤く、根っこから茎まで赤みがあるもの
- 根っこの切り口が太い
- 葉っぱの裏を見て、裏側も緑色が濃いもの
- 葉っぱの生え方が密集している
- 茎が黄色や茶色のような色をしていたり、変色しているものは選ばない
- 茎や葉が傷ついていたり、しなびているものは選ばない
葉野菜はすぐに葉がしなびてきてしまうので、保存の際にはなるべく日持ちする方法を選びたいですよね。
鉄分やビタミンなど、女性に嬉しい栄養もたっぷりなので、ぜひたくさん食べるようにしましょう☆
ちなみに私はほうれん草のナムルが大好きで、良く作っています^^
茹でたほうれん草にごま油とお醤油と、鶏ガラの粉末、お砂糖を少々でできあがり♡
とても簡単でたくさん食べれちゃうので、ぜひ作ってみてくださいね☆
その他、ほうれん草の詳しい情報はこちらの記事でも紹介しています。
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