猛暑できゅうりが変形<その理由と価格高騰の影響>

今年の夏は本当に暑い。

もう9月だというのに猛暑日が続いていて、気温が下がる気配がありません。

そして暑いだけでなく心配なのが水不足。

テレビのニュースでも報じていましたが、雨が降らないために深刻な水不足になっているんだとか。

そうなるとやはり、野菜にも影響が出てきます・・・

きゅうりが猛暑の影響で変形しています

今年の猛暑の影響で、野菜には様々な影響が出ているようですが、中でもきゅうりには驚かされました。

少し曲がっているなら良くあることですが(息子はそれがおいしそうに見えるらしいです^^;)

今年はとにかくいびつで、スーパーで見たきゅうりは水道パイプのようにUの字に曲がっていました。

太さも細いところと太いところがあったり、極端に短かったり長かったりして、明らかに猛暑の影響を感じます。

切ってみると、上の方はもう白くなっていてアクが強かったり、下の太い方は種が大きく育っていたりします。

白いところは鮮度が落ちてくると現れる現象ですが、きゅうり一本の中で明らかに栄養が偏っている印象ですね。

なぜ猛暑できゅうりが変形するのか

 

一番の理由は温度ですね。

ニュースでは例年夏は35度のハウスが、今年は40度を超えているとのことです。

そして夜も気温が下がらず、常に気温が高いのため、きゅうりが高温障害を起こしているそうです。

・だからきゅうりの大きさが均一にならない。

・夜も気温が高く成長し続けるので巨大なお化けきゅうりが出てきてしまう。

・葉が日差しで焼けてしまうと光合成ができないので、生育不良になる。

いくつかニュース動画をチェックしましたが、

ある生産者さんは3割ほどが曲がったきゅうりに育ってしまう。

またある生産者さんは2割のきゅうりは出荷できない状態。

などなど、暑い中働いている方々には大変悲しい状態が続いているようです。

もちろん、出荷できない分は減収。

本当に農家さんは大変なお仕事だと痛感します。

しかしそれだけではなく、この暑さの中きゅうりが無事に育つために、

・水やりを増やす(水道料金の上昇)

・遮熱のシートなど暑さ対策グッズを使用(費用の負担増)

などを行っており、今後も値段がどんどん高騰してしまうことが考えられます。

この値段高騰は9月以降に顕著に出てくるのでは、という話もあり、まだまだ心配な状況は続きそうです。

猛暑の中で頑張る農家さんたちのために

私たちが農家さんのためにできること、それはやっぱりありがたくおいしく食べることだと思います。

多少いびつでも、お漬物にしたりして食べれば十分美味しい。

わが家は良くたたききゅうりにしていただいてますが、いびつなきゅうりでもみんなおいしいと言って食べてくれています。

多少いつもと違う野菜でも、買い控えせずいつも通りおいしく食べていきたいと思います。

他の野菜への影響は?

ピーマンも白くなってしまったり、暑さに特に弱いレタスは葉が傷んでしまい小ぶりなものも増えているようです。

全体的に変形も多かったり、同じ大きさで均一に育つことが難しくなっているのかなという気がします。

まだまだ暑さは弱まらないので、これからもこの状態はしばらく続いていくことでしょう。

そして、値段の状況もこれから厳しくなりそうです。

わが家では、そんな中でも必要な分だけ購入して、無駄にせずおいしく食べていきたいと思います。

また続報があったら記事にします。

ではでは。

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