ホクホクかぼちゃの見分け方・選び方【カット済みや皮で水っぽいのはわかる?】

ホクホクと甘いかぼちゃはスイーツみたいで本当においしいですよね。

煮物などの料理にはもちろんですが、お菓子作りにも使えるかぼちゃは魅力的な野菜だと思います。

今回はそんなかぼちゃの見分け方・選び方と、カット済みのタイプについても紹介しています。

水っぽいべちゃべちゃしたかぼちゃは皮でわかるのかも説明しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ホクホクかぼちゃの見分け方・選び方

  • 皮の表面にツヤがある
  • 軸が太くて切り口が乾燥している、触ってみてコルクのような感触になっているもの
  • 大きな丸いかぼちゃは左右で対象になっているものを選んだ方が良い

 

実は意外なのですが、かぼちゃは他の野菜とは違って、鮮度が良いからといって美味しくてホクホクしているとは限らないんです。

かぼちゃの場合は追熟させることによってその美味しさが増すんですね。
選び方としては、まず皮の表面にツヤがあるものの方が良いです。

他には軸が太くて切り口が乾燥しており触ってみてコルクのような感触になっているもので、その周りがへこんでいるものを選ぶことがポイントとなってきます。

また大きな丸いかぼちゃの場合に限りますが、なるべく左右で対象になっているものを選びましょう。

形がいびつになってしまっているものは受粉不良のものの場合があるからです。

このようにかぼちゃを選ぶ際には気をつけたいポイントがたくさんあります。

まず表面にツヤがあるものを選んだ方が良い理由は、

かぼちゃを並べて比べてみると緑色の他に黄色くなっている部分があるものがあります。

黄色くなっている理由は日焼けがきちんとされていなかったためで、

栄養が緑色の部分に偏ってしまっている場合があります。

生産者の方が天地返しといってこまめにひっくり返して全体的に日焼けをさせてくれているのですが、まれにそうではない場合もあるんですね。

なるべくツヤがあって緑が多いかぼちゃを選ぶことが美味しいかぼちゃを選ぶポイントです。

他にもヘタの部分がしっかりとコルクのような感触で乾燥しており、その周りがへこんでいるものを選ぶのが良いというのは、かぼちゃがきちんと完熟している目安になります。

カット済みかぼちゃの見分け方・選び方

カットされているかぼちゃで美味しいものを選ぶポイントは、色が濃いものを選ぶことです。

色が濃いということはきちんと完熟できているという目安になりますし、なにより味が濃いおいしいかぼちゃということです。

薄い黄色のかぼちゃよりもオレンジに近いくらいのものを選ぶようにしましょう。
他には果肉がなるべく肉厚のものを選んだ方が良いですし、タネがふっくらとしているものの方がおすすめです。

かぼちゃの場合は見た目でわかることがたくさんあり、肉厚でふっくらしているタネはきちんと成長していて完熟されていることを教えてくれています。

 

水っぽいかぼちゃは皮でわかるの?

水っぽくてあまり美味しくないかぼちゃを食べたことはありませんか?

実は水っぽいかぼちゃは、皮を見て判断することができるのです。

水っぽくなくてホクホクしている美味しいかぼちゃの場合には、緑色でツヤがあるものがほとんどです。

ですが、日焼けができなかったためしっかりと完熟されていない黄色い部分の多いかぼちゃや、白色の部分が多いものは選ばないようにしましょう。

完熟されていないかぼちゃというのは、完熟されているものと比べると水っぽくなってしまうものが多いですし、味も薄いことがありますので表面の皮をしっかり見ることもかぼちゃ選びのポイントなのです。

 

かぼちゃの栄養

かぼちゃの栄養

  • カロテン
  • カリウム
  • 食物繊維

 

かぼちゃは野菜の中で代表的な緑黄色野菜といえます。

特に含まれるβカロテンの量は野菜の中でもトップクラスです。

βカロテンは抗酸化作用があって美容にも良いし、風邪に強い体を作るのに欠かせません。

身体の中でカロテンがビタミンAに変換されることによって髪の健康を維持してくれたり、視力の低下を防いでくれたり、粘膜や皮膚の健康も保つ働きもあると言われています。

他にもむくみ予防に効果のあるカリウムも含まれていますし、西洋カボチャの場合は特に長時間の運動による痙攣をおさえてくれるアンチエイジングの効果もあるといわれています。
そしてなによりかぼちゃには食物繊維がたっぷりと含まれているため、便秘改善やダイエット効果も期待できるんですよ。

かぼちゃの保存方法

かぼちゃの保存方法

  • 種やワタを取ってから保存
  • 冷凍は茹でたものを冷ましてから
  • カットしないでそのままの場合は、冷暗所で保存

 

かぼちゃはきちんとした保存方法をしておくことによって長い間保存がきく食材です。

かぼちゃをカットした場合の保存方法は、痛みやすいタネやワタをまずきれいに取り除いてからラップでくるみ、冷蔵庫の中の野菜室に入れておくことで大体1週間はもちます。

ワタやタネを取り除くという点が1番のポイントになります。
冷蔵ではなく冷凍保存をする場合には、茹でてよく冷ましてからジップロックなどの保存袋に入れて冷凍すると良いでしょう。
また、カットされていないまるごとのかぼちゃをうまく保存しておくには、10度くらいの気温で風通しの良く日光の当たらない冷暗所に置いておくことが理想的です。

夏場は早めにカットし、上記のように処理してから冷蔵庫に入れておくようにしましょう。

きちんと保存しておくことによってデンプンが出て甘みが増しますよ。

かぼちゃにカビが生えてしまった?と心配になった時はこちらの記事もご覧ください。

 

かぼちゃの旬

一般的なかぼちゃの旬は秋から冬になります。

収穫は7~8月なのですが、2~3ヶ月保存して追熟することによりおいしくなるので、お店で並ぶのは秋から冬になります。

かぼちゃを離乳食で料理したい時は

かぼちゃは離乳食初期(6ヶ月~)でも食べさせられる嬉しい野菜です。

ただ初めてあげる時には1さじにしてお子さんの様子を確認してくださいね。

 

離乳食で料理したい時は、皮をむいたかぼちゃをレンジでチン、または茹でて使用します。

やわらかくなったかぼちゃをすりつぶしたらOKですが、食べやすいように少量の湯冷ましを混ぜると、なめらかになって食べやすいですね。

多めに作って冷凍しておくこともできますし、とろみをつけてスープや、おかゆ、うどんにも使えます。

とっても便利ですよ☆

 

あとがき

ではかぼちゃの見分け方・選び方のおさらいです。

  • 皮の表面にツヤがある
  • 軸が太くて切り口が乾燥している、触ってみてコルクのような感触になっているもの
  • 大きな丸いかぼちゃは左右で対象になっているものを選んだ方が良い
  • カットされたかぼちゃは肉厚で色の濃いものが良い

 

私はかぼちゃの料理で一番好きなのはかぼちゃスープとサラダです。

特に、かぼちゃサラダはポテトサラダよりも大好きで、塩もみしたきゅうりとハムで和えたものにマヨネーズを合えると最高です!

甘じょっぱさがクセになりますよ^^

ぜひ試してみてくださいね。

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