おいしいしいたけの見分け方・選び方【色や腐った時のポイント・保存方法】

きのこの中でも代表格なしいたけ。

香りも良くて歯ごたえ、味わいととても大好きなきのこです^^

おだしにも使われたり、「しいたけ茶」と言ってお茶にもなっている位ですね。

今回はそんなおいしいしいたけの見分け方・選び方を紹介します。

色や腐った時のチェックポイント、また気になる保存方法も詳しく説明するので、ぜひ参考にしてくださいね。

おいしいしいたけの見分け方・選び方

  • 色は焦げ茶色でつやがあるもの
  • カサが開ききっていないもの
  • 肉厚でふっくらとしているもの
  • 軸がカットされていないもの
  • ラップにくるまれていないもの

 

美味しいしいたけを選ぶときはまず、形や色を見ます。

色はきれいな焦げ茶色でつやがあり、後ろ側はきれいなオフホワイトです。

黒くシミのような点々があるものは古くなっているしいたけですよ。

またパックに入っていない場合は香りもチェックしましょう。

新鮮なものは香りがあります。

全体的に肉厚でふっくらとしていて、大きいものが良いですね。

大きいと言っても、カサが開ききったものではなく、丸みがきちんとあるものです。

本当に新鮮なしいたけは、ラップに包むとしいたけから湿気がでてラップに水滴がついてしまいます。

その水滴からカビが発生しやすくなるため、ラップをしません。

なので、ラップをしているしいたけは水分が抜けたものや鮮度が落ちたしいたけであることが多いようです。

またパックのしいたけは軸もカットされていることが多いので、密閉されていない袋に入ったしいたけの方がオススメですよ^^

しいたけの色のチェックポイントはココ

  • カサは濃い焦げ茶色
  • カサの裏はオフホワイト(真っ白よりも少しクリーム色より)

 

しいたけの色のチェックはきちんとしましょう。

鮮度がわかる大切なポイントになります。

まずカサの部分は濃い焦げ茶色だと水分がしっかりと詰まっているしいたけになります。

古くなるとカサの色が白っぽくなってくるので注意しましょう。

またカサの裏は真っ白というよりは少し黄味がかったオフホワイトが理想です。

古いしいたけは、カサの裏側に黒いシミのような点々が出ます。

柄のところにも出ることがあります。

このシミの点々があるしいたけは古いため、旨味が抜けてしまっている可能性が高いです。

ここも鮮度がわかるサインなので、こういったしいたけは選ばないようにしましょう。

家での保存が長くて、こういった状態になってきたら、なるべく早く調理して食べるようにしましょう。

鮮度が落ちてしまう原因としては、国産ではない場合、運ばれてくる日数がかかるという点があります。

そして新しいしいたけを常温でラップをしてある場合は、カビが生えてしまうこともあるので覚えておきましょう。

できればラップをかけてあるものよりも、新聞紙などの袋に入れてあったり籠に入っているしいたけがあれば、そちらの方が鮮度を保てます^^

 

腐ったしいたけの見分け方

  • カサの裏が茶色や黒くなっている
  • 酸っぱい異臭がする
  • 触るとぬめりを感じたり、指で押すと水分が出てくる

 

上のような場合が、しいたけが腐っているサインになります。

しいたけがこのような状態になったら、絶対食べずすぐに処分するようにしましょう。

またしいたけはカビが生えることもあります。

しいたけのカビに関してはこちらにまとめたので参考にしてくださいね。

 

しいたけの栄養

  • 食物繊維
  • ビタミンD
  • ビタミンB群

 

しいたけには食物繊維の他に、ビタミンDを含みます。

ビタミンDは、カルシウムが骨になる時に必要な補酵素です。

人が食物から摂るのが難しい栄養素なのでしいたけから摂るのはとても効果的です。

また、ほとんど脂質や糖質を含まないのに、食物繊維は多く含まれています。

しいたけの食物繊維は不溶性になるためそれだけでは腸内に吸収されにくいですが、便量のかさましをし、便秘の予防に役立ちます。

また、腸内環境を整えることで余分な糖質や脂質の吸収も抑えます。

他に、ビタミンB群が比較的多く含まれています。

ビタミンB群は糖質や脂質・タンパク質がエネルギーになる時に必要な栄養素です。

不足すると皮膚の炎症を起こすこともあり、口内炎や皮膚炎などになりやすいと言われています。

しいたけは乾燥させると、さらに色々な栄養素を含むようになるため、干ししいたけは効果な食材と言われています。

 

しいたけの保存方法

  • 買ってきたパックのまま保存しない
  • 水分が出るのでキッチンペーパーなどでくるむ
  • 長期保存は冷凍が良い

 

新鮮なしいたけを購入したら、湿気でかびないように袋やパックから出します。

その後、キッチンペーパーや新聞紙で包みさらに野菜用のポリ袋に入れます。

そして冷蔵庫の野菜室に保存します。

この時、しいたけのカサが乾いているようなら新聞紙を軽くぬらします。

湿っているようなら、そのまま包んで保存用ポリ袋に入れます。

野菜保存用のタッパーでも良いですね^^

それでも使い切らない分は干して干ししいたけにしたり、薄くスライスして冷凍します。

冷凍の時は、そのまま保存すると中の水分が多いためしいたけの食感が変わってしまいます。

薄くスライスしたりみじん切りにして、用途別にジッパー付きの冷凍用ビニール袋に入れて保存しましょう。

できるだけ空気に触れない方が長持ちしますよ。

しいたけの旬

しいたけをはじめとするキノコ類は秋が旬になります。

しかし、最近は室温に気を付けていれば一年中収穫ができるようになりました。

とはいえ、しいたけは20℃前後の温度を好みますので、あまり寒かったり暑いと弱ってしまいます。

真夏は苦手ですし、寒い冬も苦手です。

そのため秋が一番しいたけの採れる季節になります。

また、同じように春先もしいたけの栽培には適しているため春のしいたけも美味しいです。

 

しいたけを離乳食で料理したい時は

しいたけを離乳食で食べさせるのは、離乳食後期(9~11ヶ月)がオススメです。

食物繊維が多いしいたけなどのきのこ類は消化が難しいので、そのまま出てしまうこともあります。

初めて食べさせる時は1さじだけにして、体調に変化がないかなど様子を見てあげてくださいね。

できるだけ細かく切って食べさせてあげるようにしましょう

出汁として使う分には、離乳食初期(5~6ヶ月)くらいから利用することができます。

お子さんの歯の生え具合に合わせて、しいたけを切る大きさを変えて徐々に食べさせてあげましょう。

 

あとがき

最後においしいしいたけの見分け方・選び方のおさらいです。

  • 色は焦げ茶色でつやがあるもの
  • カサが開ききっていないもの
  • 肉厚でふっくらとしているもの
  • 軸がカットされていないもの
  • ラップにくるまれていないもの

 

肉厚なしいたけはバーベキューが最高です^^

ひっくり返してお塩をぱらっと振って焼くと、徐々に水分が出てくるんです。

そこにすこーしだけお醤油をたらして食べると、旨みがあふれ出してたまりません><笑

道の駅や直売所では大きいしいたけに感動することがあります。

良かったらみなさんも見つけてみてくださいね☆

その際には、ぜひ今回紹介したおいしいしいたけの見分け方・選び方も参考にしてみてください。

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