大根のカビが切り口に!食べられる?ふわふわや黒い点が皮にある時の注意点

大根にカビが生えてしまった場合、「今日使う予定だったのにどうしよう!」ということもありますよね。

ふわふわした白カビや黒カビなど、カビの状態や生え方によって、取り除けば食べられるのか判断が気になるところだと思います。

また皮に黒い点がある時はカビなのかということも説明していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

大根に黒カビが生えた場合

 

【食べてOK】青あざ症(ダイコンバーティシリウム黒点病)

画像引用元:http://www.takii.co.jp/tsk/bugs/ada/disease/ba-teisiumu/

大根の切り口が黒くなっている症状の一つは、青あざ症(ダイコンバーティシリウム黒点病)といわれるもので、大根が病気になっている状態のことです。

そのようになってしまう原因としては、大根を栽培している時の土壌中のカビが原因とされています。

この病気は大根特有の病気ではなく、ハクサイやナスなどの作物もなることがあります。

ただこの青あざ症は食べることができます。

食べる場合には黒い部分をきちんと取り除いてから調理する必要があります。

なにもなっていない部分に関しては、見た目も食感も変化がないので安心して食べることが出来ます。

そのまま生でも食べれますが、加熱した方が安心です。

詳しくはこちらの記事も参考にしてくださいね。

 

【食べてOK】水晶現象

http://faq.radishbo-ya.co.jp/faq/show/626?site_domain=faq

大根の水晶化現象は、生育状況に問題があった場合や、出荷されてからの保存状況が悪かった場合などに現れるものです。

夏場に常温で長く置いておいたり、常温と冷蔵を繰り返したりすることで、大根の中が変色してしまいます。

こちらも食べるには問題ありませんが、生で食べるにはかなり味が悪くなってしまっているので、煮物や火を通す料理で食べるようにしましょう。

 

【食べちゃダメ!】黒い点々のカビ

新鮮な大根を買ってきても、暖かい季節に常温で保存していたりすると、皮に黒い点々が!

保存状態が悪かったためにカビが生えてしまうパターンですね><

皮をむけばきれいな状態だからと食べる方も多いようですが、

個人的には黒いカビは危険なので、カビが生えてしまったら残念ですが廃棄することをオススメします。

 

ふわふわしたカビの場合

大根にふわふわとしたものがついている場合には大根に白カビが生えています。

大根全体が白いためにカビが生えていることに気づかないこともあるかもしれません。

万が一多少口にしてしまったとしても体には問題ないです。

食べる場合には、きちんとカビとその周辺を洗って、カットしてから(カビの部分を取り除いてから)料理として使えば問題ないかと思います。

ただ、大根の奥までカビが入り込んでいる可能性は否定できず、白カビだと大根の色と判断しにくいところがあります。

なので、害がないとは言えできるだけ食べない方がいいでしょう。

もし食べる場合にも、加熱調理して食べるようにしましょう。

 

カビの生えた大根は食べられるの?

カビが生えてしまった大根は食べれるのか?ですが、やはり本当の「カビ」は残念ですが廃棄しましょう。

大根の皮に黒い点々、大根の切り口が黒いカビ、大根がふわふわしたりと、様々なカビが生えることがありますが、基本的にカビの生えた大根は食べない方が良いです。

カビの生えたところを切り取り、何も変化が出ていないところを食べれば問題ないという人もいますが、目に見えないだけでどこまで菌がついているかはわからないものです。

もし食べるのであれば個人の判断ですが、生で食べずに、きちんと加熱して食べるようにするようにしましょう。

 

大根の賞味期限とは

大根の賞味期限は季節によっても変化しますが、

  • 冬の季節はおよそ1か月程度
  • 春などの暖かい時期はおよそ1週間以内に
  • 冬場に土などに埋めておくと、賞味期限はおよそ数か月くらい
  • 冷蔵庫などに保存しておくの場合には7~10日程度くらいは状態が良いと日持ちします

暖かい気候になってくると、常温で置いておくとカビが生えやすいです。

またカビにならなくてもどんどん大根がしわしわになってきて、美味しさもなくなってきますので、保存状態に気をつけて早めに食べることが大切です。

また一本丸々の状態でなく、切った場合には4日程度と賞味期限が早く来てしまうので要注意です。

また、千切りやおろしてしまうとより傷みやすくなるので早く消費しましょう。

大根の栄養や旬についてはこちらからどうぞ。

大根が長持ちする方法

大根を長持ちさせるための保存する方法は、大根の葉が付いている場合は切り落とすのですが、大根本体のギリギリで切り落とすのではなく、2センチ程度上で切ると長く持ちやすくなります。

どうして葉が付いてるとよくないのかというと、葉から水分が抜けてしまうことや、大根の栄養を葉が吸収してしてしまうことから、大根の旨味がなくなってしまうだけでなく、しわしわの大根になってしまうからです。

そのあとには、湿らせた新聞紙で包んで、立てたまま冷蔵庫などに保存が理想ですが、冷蔵庫では立てて保存が難しいことがあるので横にして保存でも大丈夫です。

冷蔵庫の野菜室で保存の場合は、泥が付いている場合は、泥を残した状態ではなく泥を洗い流しておきます。

大根を常温保存したい場合は、泥は洗い落とさないでおくほうが長持ちします。

 

あとがき

大根のカビは、やはり保存期間が長い場合は残念ですが廃棄した方が良さそうですね。

昨日までは平気だったけど、今日見たらカビが!という場合には、少し取り除いて食べられるかと思います。

が、冷蔵庫の奥から発見された大根・・・のような場合には諦めたほうが良さそうです^^;

長持ちする保存方法などもぜひ参考に、なるべくおいしく食べきるようにしていきましょう☆

大根の歴史や名前の由来、栄養などの詳しい情報はこちらで記事にしています。

その他、大根の変色についてはこちらの記事を参考にどうぞ。

おいしい大根の見分け方・選び方はこちらで紹介しています☆

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