美味しい長ねぎ の見分け方・選び方【固いのと柔らかいものの違いや旬は?】

焼いても良し、お鍋にも良し、生で薬味として食べるのもまた味わいが変わって最高な長ネギ。

火を通せば甘みとやわらかさがたまらないおいしさですよね^^

今回はそんな長ネギ の美味しい見分け方・選び方と紹介します。

たまに遭遇するとショックな固いネギと、柔らかいものの違いはどこなのか、旬も詳しく説明しているので参考にしてくださいね☆

離乳食に使えるかも紹介していますよ^^

美味しい長ネギ の見分け方・選び方

  • 葉がピンとしていてハリのあるもの
  • 葉の色が濃いもの
  • 白い部分の巻きがしっかりしていて固く締まっているもの、ゆるくないこと
  • 白い部分が長く、みずみずしいこと
  • 重みがあるもの

 

おいしい長ネギの見分け方は、まず葉がピンとしていてハリのあるものを選びましょう。

枯れたりヨレヨレになっているのはダメです。

また葉の色が濃いものも栄養があり元気に育った長ネギで、出来れば白い部分と緑の部分の色がくっきりと分かれているものが良いですね。

白い部分の巻きがしっかりしているとは、持った時にある程度の固さがあること。

巻きがゆるいと、持った時にやわらかく、ぷよぷよしています。

そして重さがあるネギは新鮮でみずみずしいものです。

根深ネギの場合は白い部分が長いものを選んでくださいね。

固いネギと柔らかいネギの違いは?

たまに買ってきたネギを調理して食べると、スジっぽかったりモソモソして全然食べれたモンじゃない・・・

なんてことありませんか?

 

結論から言うと、この固いネギは「時期」の問題が大きいです。

 

というのも、長ネギは秋から冬が旬なのですが、旬を過ぎた長ネギはてっぺんに「ネギ坊主」と呼ばれるお花が咲きます。

お花と言っても別にきれいなものじゃないですけど、このお花が咲いてしまったネギは、それはそれは固くておいしくないわけです。

でもお店で売る時は、この「ネギ坊主」の部分はカットしてしまうので、買う人から見たら普通のネギに見える訳ですね。

触ってみて固いのがわかるという人もいますが、なかなか見分けるのが難しかったりします。

なので、固いネギを食べたくなければ、なるべく旬を過ぎた4~5月ものは買うのを避けるしかありません。

また旬であっても、やわらかいねぎや軽いねぎ、また根に近い所が赤くなっているネギは、鮮度が落ちて中がスカスカになっていたり乾燥してしまっているので注意しましょう。

 

ネギのおいしい旬

 

ネギのおいしい旬は11月から2月です。

ですが、日本全国で栽培されている為1年中流通しています。

東日本では白い部分が多い根深ねぎ。

(深く埋まっていて、そこが白くなるから根深ねぎと言います)

反対に西日本では葉ねぎが多く食べられています。

産地別の詳しい旬はこちらでチェックしてください。

ネギの栄養

ネギの主な栄養

  • ビタミンC
  • β-カロテン
  • カルシウム
  • 硫化アリル

 

長ネギの栄養でポイントなのは、緑の葉の部分が緑黄色野菜で白いところは淡白食野菜となり、栄養が異なることです。

葉っぱの部分には豊富なカロテンが含まれていますよ。

またねぎの辛み成分は「硫化アリル」という成分で、血行を良くして体を温める効果が有名です。

ねぎ湿布など、風邪を引いた時の民間療法としても使われてきました。

硫化アリルはビタミンB1の吸収を助ける働きがあるので、ビタミンB1が豊富な豚肉と一緒に食べると効果的です。

長ネギの硫化アリルも、疲労物質である乳酸を分解する効果がありますし、豚肉も疲労回復に良いとされているので、組み合わせればスタミナ料理ができますね^^

100gあたりの詳細な栄養価はこちらでチェック。

ネギの保存方法

 

白い部分が多いネギ、葉ネギ、土付きのネギでそれぞれ説明しますね。

 

根深ネギ

白い部分が多い、一般的な長ネギです。

この根深ネギは、新聞紙にくるみ冷暗所で立てて保存しましょう。

カットしたものはビニールかラップにくるんで冷蔵庫の野菜室で保存します。

 

葉ネギ 

葉の部分が多いネギのことです。

葉の部分が多いと葉の水分が蒸発しやすいので、湿らせた新聞紙やクッキングペーパーでくるみ、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

 

土付きのネギ 

下仁田ネギなど、太くてしっかりしたネギが多いですよね。

土付きのネギは、土は洗わずそのままで、湿らせた新聞紙やクッキングペーパーでくるみ、冷暗所で保存しましょう。

 

※ちなみに冷凍保存もOKです!

刻んだものをタッパーやジップロックなどに入れて冷凍庫に入れておけば約1ヶ月ほど保存可能です。

そのままスープやチャーハン、少ししんなりするけど薬味にも使えますよ^^

ネギの種類

 

ネギは葉の部分の長さや、太さの違いなどで種類が分かれています。

以下にポイントをまとめました。

さらに詳しくはこちらでチェックしてください。

 

根深ねぎ

白い部分が長いのが特徴で、煮るとトロリと甘みが出ておいしいです。関東では一般的な「長ネギ」ですね。

 

九条ねぎ

京都特産の有名なネギです。

葉の部分が長いのが特徴で、太め。柔らかくて鍋に入れたりぬた和えにするとおいしいです。

 

下仁田ねぎ

群馬県特産のネギ。太いのが特徴で、煮ると甘くてやわらかいので、鍋物にばっちり合うネギです。太いものはとにかく甘みがおいしいですよね。

 

小ねぎ

青ネギを若採りしたネギです。色もきれいなので、薬味や彩りに使われますね。やわらかくて苦みも少なめなので、わが家はサラダに良く使いますよ。ですが傷みやすいので買ったら早く食べましょう。

 

あさつき

細くてやわらかいです。小ねぎよりは気持ち太くてしっかりしたネギです。色は薄くて辛いのが特徴なので、薬味に適しています。

 

ポロねぎ

西洋の種類のネギ。白い部分が太くて短くて、そこしか食べないというぜいたくなネギ。甘みがあるのでスープなど洋食に多く使われます。

 

長ネギを離乳食で料理する時は

 

長ネギを離乳食で食べさせる時のポイント

  • 時期は離乳食中期と言われる7~8ヶ月頃
  • 葉ではなく白い部分をみじん切りにして良く加熱

※初めて食べさせる時は1さじ程度にして様子をみてくださいね。

 

長ネギは葉だと固いので、白い部分だけをみじん切りにして辛みが残らないよう良く火を通すようにしましょう。

また生のまま冷凍しておいたものなら、組織が破壊されててしんなりしているため、加熱時間が短くて済みますよ。

うどんやスープ、ご飯に混ぜても良いですね^^

 

あとがき

 

それでは美味しい長ネギ の見分け方・選び方のおさらいです。

  • 葉がピンとしていてハリのあるもの
  • 葉の色が濃いもの
  • 白い部分の巻きがしっかりしていて固く締まっているもの、ゆるくないこと
  • 白い部分が長く、みずみずしいこと
  • 重みがあるもの

 

生で食べるのも好きですが、火を通したあの甘みととろりとしたおいしさはたまりませんよね。

わが家は焼き鳥にはさんであるように、等分に切った丸太のようなネギをフライパンでコロコロソテーにするのが好きです。

照り焼きにしても良いしおろしポン酢で食べるのも最高すぎるので、ぜひハンバーグやとんかつの添え物としても合わせてみてくださいね^^

本当にオススメです!

 

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