おいしい玉ねぎの見分け方・選び方【形や臭い・離乳食のオススメも紹介】

煮物やスープでは味にコクを出してくれる優秀野菜の玉ねぎ☆

今回はそんなおいしい玉ねぎの見分け方・選び方を詳しく説明します。

形や臭いについてや、離乳食でのオススメの調理法も紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね^^

おいしい玉ねぎの見分け方・選び方

  • 手に持ったときに、ずっしりと重みのあるもの
  • 指で押してみて、硬くて実が詰まっているもの(特に頭部や根の近くがしっかりしているもの)
  • 表面がきれいでキズがないもの
  • 皮が乾燥してツヤツヤしているもの
  • できるだけまん丸で球体に近いもの(新玉ねぎの場合は、平べったい品種が多いのでまん丸でなくても大丈夫です)
  • 頭部(芽が生えてくる方)が細く、しっかり締まっているもの
  • 芽や根が伸びていないもの
  • 汚れやカビがないもの(表面に土がついているものなどは問題ありません)
  • 皮がはがれて中身がでてきたりしていないもの
  • 通気性の良いネットに入っているもの、または風通しの良い場所にバラ売りで陳列されているもの
  • 直射日光が当たらない場所に陳列されているもの

 

ずっしりと重みがあるのは、実が詰まっていている証拠です。

玉ねぎは頭部や根の近くから傷み始めるので、ここを指で押してみてチェックしましょう。

また表面にキズがあると、そこから傷んでしまいます。皮が湿っているものは、濡れてカビが生えやすくなっていたり、中が傷んで水分が出てきてしまったものかもしれないので避けましょう。

形はまん丸に近いものを選ぶとよいです。

ただし皮が白い新玉ねぎは、もともと平たい品種なので気にしなくて大丈夫です。

頭部が細いのは、しっかり生育しているものです。

頭部が太いものは中身の水分が抜け、しなびていることがあるので避けましょう。

特に新玉ねぎの場合は、水分が多くカビが生えやすいので、表面をしっかり見るようにしましょう。

形や臭いのチェック方法

通年見かける茶色い皮の玉ねぎの場合は、丸くて球体に近いものを選びましょう。

ときどき大きく平べったい形の玉ねぎを見かけますが、あれは「育ちすぎ」の証拠です。

芽や根が出はじめて、中がスカスカになってしまっている場合があります。

春先に出回る新玉ねぎ(白玉ねぎ)は、もともとが平べったい形の品種なので、表面につやがありみずみずしいものを選びましょう。

玉ねぎのにおい成分は、切ったりして細胞が傷つくことで出てきます。

つまり、丸のままの状態でにおいがするものは、どこかにキズがある可能性がありますので避けましょう。

また玉ねぎは傷みはじめると、ツンとする臭いがします。風通しの悪い場所などで蒸れてしまうと、傷んでしまい臭いの原因になります。

玉ねぎが傷んでしまった時の詳しい見分け方は、こちらの記事も参考にしてくださいね。

 

 

 

玉ねぎの栄養

 ・硫酸アリル

硫酸アリルは玉ねぎのにおい成分で、ビタミンB1の吸収を助けてくれます。

ビタミンB1は豚肉などに多く含まれ、疲労回復に効果があるビタミンです。

また硫酸アリルには、コレステロールの代謝を促し、血液をサラサラにしてくれる効果もあります。

これによって、高血圧の改善や、糖尿病、脳血栓、動脈硬化などの予防が期待できます。

なおこの硫酸アリルは、加熱すると別の成分に変わってしまうため、これらの効果を期待する場合は生で食べるのがおすすめです。

・糖質

玉ねぎには実はミネラルやビタミンはあまり含まれておらず、糖質が一番多くの割合を占めます。

玉ねぎを加熱すると甘みがでてくるのは、この糖質のおかげです。

カレーライスをはじめ、デミグラスソースや中濃ソースなど、料理に甘みとコク、香りをプラスするのに役立ちます。

玉ねぎの保存方法

風通しがよく、直射日光が当たらない涼しい場所で保存しましょう。

密封してしまうとカビが生えてしまったり、傷んでしまったりする原因になるので、通気口のないビニール袋に入れるのは避けましょう。

玉ねぎにカビが生えたかもしれない!という時は、こちらの記事がオススメです。

 

丸ごと1個使わないときは、皮を残し、切り口にラップをして冷蔵保存します。

ただし切ると傷むのが早くなるので、1~2日のうちに食べきりましょう。

梅雨など湿気の多い時期は、傷みやすくなるので早めに食べるようにします。

私はよくみじん切りにしたものを冷凍保存しています^^

冷凍保存すると繊維が壊れてべチャッとした感じになりますが、スープや炒め物にはとても使いやすいですよ。

またあめ色玉ねぎも作りやすくなります☆

解凍後の加熱は玉ねぎ独特のにおいが強くなるとも言いますが、私はいつもとてもおいしく食べることができています。

長期保存もできるので、とってもオススメです。

 

玉ねぎの旬

スーパーなどで一年中見かける茶色い皮の玉ねぎには、特に旬はありません。

夏から秋にかけて収穫されたものが貯蔵されて、春まで順に出荷されています。

玉ねぎは保存性の高い野菜なので、長期間美味しく食べることができます。

一方新玉ねぎ(白玉ねぎ)は、4~5月が旬です。

皮が薄く白っぽい新玉ねぎは、水分が多く柔らかいのが特徴で、サラダなどで食べることもできます。

サクサクとしたみずみずしい食感が、春野菜ならではですね^^

生の玉ねぎには血液をサラサラにしてくれる効果があるので、高血圧などが気になる人におすすめです。

新玉ねぎは通年玉ねぎとは違い、傷みやすく日持ちしません。

買ってきたら早めに食べきるようにしましょう。

玉ねぎを離乳食で料理する時は

玉ねぎを離乳食に使う場合、生後5~6か月ごろ(初期食)から使うことができます。

皮に近い方は硬く、加熱しても繊維が残ってしまうことがあるので、内側の柔らかい部分をくり出して使うのが良いでしょう。

初めて食べさせる時は1さじだけにして、体調に変化がないかなど様子を見てあげてくださいね。

くせが少なく甘みのある野菜なので、離乳食を始めたばかりのお子さんにも向いています。

とろとろになるまでよく加熱して与えましょう。

月齢が大きくなってきて、少し大きめに切るときは、繊維を断ち切るように切ると食べやすくなります。

 

あとがき

おいしい玉ねぎの見分け方・選び方のおさらいです。

  • 手に持ったときに、ずっしりと重みのあるもの
  • 指で押してみて、硬くて実が詰まっているもの(特に頭部や根の近くがしっかりしているもの)
  • 表面がきれいでキズがないもの
  • 皮が乾燥してツヤツヤしているもの
  • できるだけまん丸で球体に近いもの(新玉ねぎの場合は、平べったい品種が多いのでまん丸でなくても大丈夫です)
  • 頭部(芽が生えてくる方)が細く、しっかり締まっているもの
  • 芽や根が伸びていないもの
  • 汚れやカビがないもの(表面に土がついているものなどは問題ありません)
  • 皮がはがれて中身がでてきたりしていないもの
  • 通気性の良いネットに入っているもの、または風通しの良い場所にバラ売りで陳列されているもの
  • 直射日光が当たらない場所に陳列されているもの

 

玉ねぎは冬と春で1年間に2種類楽しむことができますね^^

主婦ならおうちにいつもあるのではないかという、万能野菜の1つである玉ねぎ。

ちなみに某節約ブログでは、人参・玉ねぎ・ジャガイモを「三種の神器」と呼んでいました(笑)

味もおいしくて家計にもやさしい玉ねぎ。

これからもおいしいものを選んで、たくさん食べていきたいですね☆

 

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