じゃがいもは一般的に日持ちのする野菜として知られていますが、実際に賞味期限はどの位なのか気になりますよね。
今回はそんなじゃがいもの賞味期限について詳しく掘り下げてご紹介します。
常温や冷蔵庫での保存方法で違いはあるのか。
芽が出てしまったものややわらかいものなど、見た目での見分け方はあるのか。
夏場の保存の注意点なども説明しています。
おいしいじゃがいもをより長く食べるために、ぜひ役立ててくださいね。
常温と冷蔵庫保存の賞味期限は
それでは詳しく賞味期限をご紹介していきます。
一般的に、じゃがいもを常温保存した場合の賞味期限は約2ヶ月、冷蔵庫(野菜室)に保存した場合は約1ヶ月、冷凍庫での保存は約3週間とされています。
夏以外の涼しい季節は基本的に常温保存で構いませんが、夏は常温だと腐ってしまうこともあるため、冷蔵庫の野菜室で保存されることをオススメします。
本来1番保存期間が長くできそうなイメージの冷凍ですが、じゃがいの場合は他の保存方法に比べると約3週間と短めです。
冷凍する場合は、食感と味わいが損なわれてしまうので、マッシュ状に潰してから、チャック付きの袋などに入れて薄くのばしてから保存すると、あとでパキパキと折れて使いやすいですよ。
芽が出た場合ややわらかいものは賞味期限切れ?
じゃがいもに芽が出てしまうと、ドキッとしますよね(汗
もう食べられないのかと心配する人もいるかもしれませんが、大丈夫。
じゃがいもの芽はソラニンという毒がありますが、きちんと取れば安心して食べることができます。
なので、芽が出てしまっても決して賞味期限ということではありませんよ。
また、じゃがいも全体がやわらかくなってしまうことがありますが、こちらも心配ありません。
これは乾燥のせいでやわらかくなってしまうので、味は少し落ちてしまうかもしれませんが、傷んだり腐っているわけではありませんよ。
私も時々やわらかくなってしまったじゃがいもを食べますが、普通においしくいただけます。
ただ少しやわらかい分、皮がむきにくいので注意してくださいね。
見た目での見分け方について
じゃがいもが本当に賞味期限状態=腐ってしまった場合には、様々な特徴が現れます。
見た目でいえば、色が茶色っぽくなったり黒くなったりですが、腐って汁が出ている場合はじゃがいもが濡れているのでその場合も色が変わって見えるでしょう。
また明らかにカビが生えてしまうこともあるので、この場合はわかりやすいですね。
しかしなんといっても、一番の特徴は臭いです。
腐っている場合は強い異臭がしますので、その臭いですぐに気づくことができると思います。
夏場の保存の注意点
基本的に常温保存で長持ちするじゃがいもですが、夏場は冷蔵庫をオススメしています。
ここで注意点ですが、冷蔵庫でじゃがいもを保存すると、じゃがいもの中のでんぷんが糖分に変化するので、より甘みの増す味わいになります。
ただホクホクとした食感は損なわれるので注意しましょう。
また冷蔵庫で保存したじゃがいもは、揚げ物にすると色が濃く出やすいのでこちらも注意が必要です。
まとめ
じゃがいもは基本的に日持ちのする野菜なので、つい油断してしまいますが、気温や湿度によっては傷んでしまうこともあるんですね。
特に湿度には注意が必要なので、常温保存の際にも新聞紙に包んだり、専用の袋や容器などを使って保存するようにしましょう。
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