にんじんの栄養・カロリー・旬・産地・歴史・由来・種類・保存方法と選び方

料理の彩りには欠かせない人参。

わが家でも常に買い置きしてあります。

色々な料理に使える万能野菜でありながら、栄養価もすごく高いんですよね。

今回はそんなにんじんの栄養・カロリー・旬・産地・歴史・由来・種類・保存方法と選び方をご紹介します。

由来と歴史

英名:carrot

仏名:carotte

学名:Daucus carota

セリ科ニンジン属

原産地:アフガニスタン

にんじんの原産地はアフガニスタンあたりとされており、そこから東西二つのルートで二系統のにんじんが日本にきたようです。

西洋にんじんは15世紀ごろまでにヨーロッパに広まって、オランダやフランスで品種改良が行われました。

東洋系のにんじんは10世紀ごろにすでに中国に伝わったとも言われており、日本へは16世紀に渡来したとされています。

江戸後期には西洋にんじんが伝わって、明治時代になると欧米品種が次々と導入されました。

それぞれの特徴は、下の「特徴」で紹介しています。

栄養とカロリー

<可食部100gあたり>

・エネルギー 37kcal

・水分 89.5g

・炭水化物 9.1g

・無機質

ナトリウム 24mg

カリウム 280g

カルシウム 28g

鉄 0.2mg

亜鉛 0.2mg

・ビタミンA  βカロテン当量9100μg

・ビタミンB1  0.05mg

・ビタミンB2 0.04mg

・ビタミンB6 0.11mg

・葉酸 28μg

・ビタミンC 4mg

・食物繊維総量 2.7g

流通量の多い野菜の中ではダントツにカロテンの含有量が多いです。

カロテンは皮膚や粘膜を強くして、体の抵抗力を高めたり、抗酸化作用もあるのでがん予防にも効果が期待できます。

加熱してもカロテンの量はほとんど変わらないので、安心して調理も可能です。

根菜類では唯一の緑黄色野菜で、身近に食べられる野菜ですから、積極的に食事に取り入れたいですね。

また、あまり食べる機会はないかもしれませんが、にんじんの葉もビタミンとミネラルの宝庫なので、食べる機会があったらぜひ無駄にせず美味しくいただきましょう。

旬と産地

にんじんのおいしい時期

4月、5月、6月、7月

11月、12月、1月、2月、3月

産地別

北海道 7月〜11月

青森 7月〜8月

茨城 11月〜2月

埼玉 12月〜3月

千葉 6月〜7月、11月〜3月

愛知 12月〜3月

徳島 4月〜5月

千葉をはじめとして北海道、徳島なども主産地となります。

中国、ニュージーランド、台湾、オーストラリアからの輸入もあり。

季節ごとに産地が変わるので周年安定して出荷されていますが、旬をあげれば晩秋から冬にかけてと言えるでしょう。

特徴

香りにはクセがあり、加熱すると甘味が出ます。

現在では流通しているにんじんのほとんどが西洋種で、これは東洋種に比べて栽培期間が短く育てやすいことと、戦後の洋風食文化の影響が重なっていると見られます。

東洋系品種・・・西洋種よりも肉質がしまっていてにんじん独特の香りも強め。長さ20cmにもなる長い品種が多かったが、現在市場に出回っているのは京にんじん(金時)くらいで、少なくなってしまった。沖縄には黄色くて長い島にんじんもある。

西洋系品種・・・三寸郡、五寸郡などの種類があるが、現在では五寸群が中心。他には極小型種のミニキャロットもある。関西では葉をおひたしにする葉にんじんも流通している。

種類

金時・・・お正月用として多く出回っています。東洋種の京にんじん。鮮やかな色はカロテンではなくリコピンなのが特徴です。

金美・・・中国系を掛け合わせた黄色いにんじんです。クセがなくて柔らかい。長さは20cmほど。

ミニにんじん・・・ベビーにんじんとも呼ばれています。大体10cmほどで、そのままサラダや付け合わせなどに使われます。

島にんじん・・・沖縄の在来種で、ごぼうのように細長く黄色いのが特徴。冬のみ出回ります。

大長人参・・・名前の通り長さが60cmもある細長いにんじん。甘みが強いのが特徴です。

紫にんじん・・・皮は紫だけど中はオレンジ色をしています。カロテンの他に、紫色部分のアントシアニンも含まれるのが特徴。

保存方法

湿気があると腐りやすいので、夏場は必ず冷蔵庫へ。

傷んでくると皮が黒ずんだりしてきます。(詳しくはこちらで記事にしています

できればラップに包んで入れておくと、水分を保つことができます。

乾燥や涼しい季節は常温で保存が可能です。

冷凍保存する際は、生のままカットしたものや、固めに茹でたものをジップロックに入れて保存することができます。

わが家では玉ねぎと一緒に細かく刻んだものを冷凍しておいて、ピラフやスープに活用することもありますよ。

とっても便利なのでぜひお試しください。

選び方・見分け方

葉の根元部分の輪が小さいもの。

また皮がなめらかで形のきれいなものを選びましょう。

ボコボコとしているものは避けた方がいいです。

オレンジの色が濃い方が、カロテンが豊富に含まれている証拠です。

おいしい人参の選び方の詳細はこちらの記事で紹介しています。

 

 

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